手紙の書き方(後付けと副文)

縦書きの後付け位置

発信日 - 文末(結語)の次の行の最上部 (1)
発信者 - 発信日の次の行の最下部 (2)
宛 名 - 発信者の次の行の最上部 (3)
副 文 - 宛名から1行あけて2〜3文字下げる。(4)

拝啓 〇〇の候、〇〇様におかれましてはますます
ご(健勝/清祥)のことお慶び申し上げます。
 ・・・・ 
略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。

敬 具

令和〇年〇月〇日 (1)

〇〇〇〇 (2)

〇〇〇〇 様 (3)

   追伸 ・・・・・(4)

 
 

横書きのの後付け位置

宛 名 - 頭語の前の行左端 (1)
発信日 - 文末(結語)の次の行左端 (2)
発信者 - 発信日の次の行の右端 (3)

〇〇〇〇 様 (1)

拝啓 〇〇の候、〇〇様におかれましてはますますご(健勝/清祥)のことお慶び申し上げます。
 ・・・・ 
略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。

敬 具

令和〇年〇月〇日 (2)

〇〇〇〇 (3)

後付けで注意すべきこと

1.お祝いの手紙の日付は「吉日」「佳日」とすることがあります。また、年賀状では「元旦」、暑中見舞いでは「盛夏」とすることがあります。
2.家族や親しい間柄の場合、発信者名を「〇〇より」とるのが他人行儀にならすによいでしょう。
3.宛名の敬称「様/殿/先生」は、封筒の宛名と統一します。
4.代筆の場合、発信者の署名の下に「代」(妻の場合は「内」)と書きます。
5.宛名の敬称には、通常「様」を使います。「殿」は、事務的な文書には使われますが、基本的に目下の人に付ける敬称であり、手紙には一般的に使いません。 また、不特定多数宛の場合は、「各位」(敬称の意があり、重複するのでその後ろに「様」はつけません)。

副文の書き方

1.副文は、縦書きの場合、宛名から1行あけて2〜3文字下げて書き出し、本文より少し小さい文字で書きます。
2.本文で書きもらしたことや特記事項など「追伸 〇〇〇」と書きます。 ただし、通常私信では使ってもビジネスレターでは使いませんので、本文にもれなく内容を盛り込むようにしましょう。
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