9月_季節の挨拶文ヒント

9月_季節の挨拶文ヒント--日本は四季折々の自然の装いや行事があり、古来より季節感を大切にしてきました。 ここでは、オリジナルな時候の挨拶を書くためのヒントとなる9月の季節の様子をよく表す風物詩や習慣及び歳時記/動植物/食べ物/自然/季語/別名のどを紹介します。

時候の挨拶/季節の挨拶文/手紙の書き方

9月 歳時記【2020年版】

9月 上旬の歳時記
8/31 二百十日(にひゃくとおか)
雑節-立春から数えて210日目で、稲の花が咲いて実を結ぶ頃とされます。「台風を警戒する頃」の意味があります。
9/1 防災の日
9/7 白露(はくろ)
二十四節気-秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃。
9/9 菊/重陽(ちょうよう)の節句
菊を浮かべた酒を飲み、長寿を願いまます。別名-栗の節句、栗ご飯を食べます。
9月 中旬の歳時記
9/10 二百二十日(にひゃくはつか)
雑節-立春から数えて220日目で、「台風を警戒する頃」の意味があります。
9/18 秋の社日(しゃにち)
その土地の産土神(うぶすながみ)を祀る日です。収穫を祈願します。
9月 下旬の歳時記
9/21 敬老の日
9/22 彼岸(ひがん)の中日
秋分の日の前後3日(19日-25日)を含めた7日間をお彼岸とよびます。ご先祖様の供養や墓参りをする日です。
9/22 秋分/秋分の日
二十四節気-昼夜の長さが同じになる日で、この日を境に日が短くなります。
10/1 十五夜

9月を感じる言葉/行事/風習

防災の日
1960年(昭和35年)に制定されました。9月1日は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし制定された啓発日です。
十五夜/お月見/中秋の名月
十五夜とは月、主に満月を眺めて楽しむことです。観月(かんげつ)とも称します。 お月見は、旧暦9月13日から14日の夜(九月十三夜)に行われます、単に「十五夜(じゅうごや)」、「十三夜(じゅうさんや)」という場合、これらの夜を意味します。芋をお供えすることから「芋名月」ともいいます。陰暦8月15日の夜は中秋の名月の夜で、平安時代から酒宴を催し、詩歌を詠む習わしがありました。
敬老の日
敬老の日は、国民の祝日のひとつで、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。

9月の動植物/食べ物/自然

彼岸花(ヒガンバナ)
球根のある多年草です。秋の彼岸ごろに咲くことに由来します。各地でその呼び名は様々あり、曼珠沙華(マンジュシャゲ)死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、蛇花(へびのはな)、剃刀花(かみそりばな)などなどたくさんあります。有毒があり、食用にはしませんが、根を張るため、田畑のあぜや堤防、墓地などを強くするために植えられました。
萩の花
落葉の低木です。秋の七草のひとつで、花は7月から10月に咲きます。 秋に枝の先端から多数の花枝を出し、赤紫の花の房をつけます。
秋なす
ナスは初夏から秋にかけてとれる野菜ですが、特に秋ナスは「秋ナスは嫁に食わすな」ということばがあり有名です。一般的な解釈は「秋ナスはとても美味しいので嫁なんかに食べさせるのはもったいない」というものですが、夏野菜であるナスは体を冷やす(カリウムの地尿作用による)から美味しいからといって多くたべてはいけないとの思いやりのことばと解釈することもできます。
サンマ
サンマは「秋刀魚」と書くように秋を告げる食べ物の代表格でしょう。サンマは広い海域を回遊する魚で、日本の近海では、南の暖かい海域で孵化した稚魚が成長しながら北上し、秋には産卵に向けて南下します。9月のはじめに落語の「目黒のさんま」につなんだ祭りもおこなわれます。
おはぎ
もち米とうるち米を混ぜたものを蒸し、米粒が残る程度に軽く搗いて丸めたものに、餡をまぶした食べ物です。米を半分潰すことから「はんごろし」ともよばれます。秋のお彼岸のお供え物とされます。春のお彼岸は「牡丹餅(ぼたもち)」ですが、名前がちがうだけで同じものです。秋は萩が咲くころで、春は牡丹が咲くころから由来するとされます。
秋の七草
秋を代表する七つの草花です。萩/尾花/葛(くず)/撫子(なでしこ)/女郎花(おみなえし)/藤袴(ふじばかま)/桔梗(ききょう)。春の七草は食べられるますが、秋の七草は鑑賞用で秋の訪れを知らせる草花ばかりです。
赤トンボ
赤色のトンボの総称です。秋の夕刻、夕焼けの中を群を成して飛ぶ様子が秋の情緒を感じさせます。
スズムシ
秋になって鳴く代表的虫の1種で,雄は前羽を立てて「リーン、リーン」と鳴きます。
コウロギ
秋になって鳴く代表的虫の1種で,羽にやすり状の発音器や共鳴室があり、発音器をこすり合わせて「鳴く」きます。数秒おきの間隔で「コロコロコロコロ」と鳴きます。
秋雨(あきさめ)
8月後半頃から10月頃にかけて降る長雨のことです。秋の長雨、秋霖(しゅうりん)、すすき梅雨ともいいます。 この時期に北日本から順に寒冷前線が南下、東進するようになります。それは次第に低気圧とともに前線化し、停滞する秋雨前線なります。
野分(のわき)
台風の古い名で、秋の野を分けるように強く風のことで、平安時代には使われいました。
露(つゆ)
秋になると朝方冷え込み水蒸気が露となり、太陽が昇ると消えることから「はかない」命や人生の象徴です。
鰯(イワシ)雲
正式には、巻積雲、鱗雲(ウロコ雲)です。夕暮れどき、小さな雲が群れをなし広く浮かんでいるようすが鰯の大群を思わせます。秋を訪れを告げる雲といえます。

9月の別名

彩月(いろどりづき)/祝月(いわいづき)/詠月(えいげつ)/菊開月(きくさきづき)/菊月(きくづき)/晩秋(くれのあき)/玄月(げんげつ)/建戌月(けんじゅつづき)/青女月(せいじょづき)/竹酔月(ちくすいづき)/長月(ながつき)/寝覚月(ねざめづき)/晩秋(ばんしゅう)/暮秋(ぼしゅう)/紅葉月(もみじづき)

9月の俳句に用いる季語

葉月/秋意/八朔/震災忌/風の盆/二百十日/秋の朝/秋の夜/初月/三日月/夜長/白露/台風/秋の七草/鈴虫/秋場所/月/待宵/名月/月見/燕帰る/秋刀魚/蕎麦の花/爽やか/水澄む/富士の初雪/鯖雲

季節の挨拶文のヒント(風物詩/季語/季節の動植物)

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