管理不行き届き(労働災害)進退伺文例

管理不行き届き(労働災害)進退伺文例

令和〇年〇月〇日

〇〇〇〇株式会社
代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

(安全管理部/現場代理人)
 〇〇〇〇 印

進退伺

私が現場代理人を務める〇〇工事において(〇月〇日/先般)発生した(社員/作業員)の(労災事故/転落事故/〇〇事故)で、会社(に多大なご迷惑とご負担をおかけし/の信用を著しく損ない)ましたと、深くお詫び申し上げます。
または
この度の(労災事故/転落事故/〇〇事故)では、会社(に多大なご迷惑をおかけしてしまい/(の信頼/の社会的の信用)を(著しく)損なう事態を招いてしまい)、(工事の/事業所における)(安全衛生/安全管理責任者)として心よりお詫び申し上げます。
 
本年は、私の現場代理人としての(著しい職務怠慢/管理不行き届き/安全管理への配慮義務に反していたこと否めないこと)であり、(多くの皆様にご迷惑をおかけしたことを/会社並びに怪我をされた(〇〇様/方々)に)改めて心よりお詫び申し上げます。
または
この度の(事故は、不測のことであったとはいえ/(事故/怪我)の軽重の如何にかかわらず)、(労災事故/事故)は決して(あってはならない/許されされない)ことであり、(安全管理責任者/現場代理人)の責任の重大さを痛感するとともに深く反省いたしております。
または
私は(安全管理責任者としての職責に照らして/本件により自身の指導監督能力不足を痛感し)、その責任のをとる覚悟をいたしております。
 
つきましては、私の責任の重大さを鑑み、今後の進退につきご指示を賜りたく、お伺いを申し上げる次第です。
または
つきましては、いかなる処分であれ、謹んで服する覚悟でございますので、今後の進退についてのご決裁をお待ち申し上げます。
または
本件につき、管理者として全責任を負いたく存じますので、ここに退職願を添えてご指示をお待ちする次第です。

以 上

 
 

進退伺 書き方

代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
営業部 〇〇〇〇 印

進退伺

令和〇年〇月〇日〇時頃、・・・を起こしました。(不始末の具体的な状況を説明する文章)
・・・・のため起こりました。(不始末が発生した原因を書く)
・・・・となりました。又は、下記の損害が発生しました。(結果としてどうなったかを書く)
このことは、ひとえに私の・・・・が原因であり、深くお詫び申し上げます。(自己の責任を認め、謝罪の意を書く)
<辞表を添付しない場合>
この度の不始末は、全て〇〇担当者である私に原因があるのは明白であり、 その責任を負いたいと存じますので、進退についての指示を賜りたくお願い申し上げます。
<管理者の辞表を添付しない場合>
この度の〇〇による不始末は、私の指導監督不足であり、その責任の重さを痛感しております。 つきましては、今後の進退についてのご指示をお待ち申し上げます。
<辞表を添付する場合>
つきましては、いかなる処分であれ、謹んで服する覚悟でございますので、 ここに辞表を添えて、今後の進退についてのご決裁をお待ち申し上げます。
<管理者の辞表を添付する場合>
本件につき、管理者として全責任を負いたく存じますので、ここに退職願を添えて、ご指示をお待ち申し上げます。

以 上

進退伺の本来の意味からすると矛盾しますが、個人的な所見として、進退伺に辞表(退職願)を添付するかの判断は、その事案が社会通念上「懲戒解雇」に該当するのかを基準とするのがよいと考えます。つまり、辞表(退職願)を添付する場合は、「懲戒解雇」を回避するためのに、自らの意思で退職を選択するのです。それができれば再就職にも都合がよいいでよう。
一方、懲戒による「解雇」では重過ぎる処分だと考えられる場合、辞表(退職願)は添付しないのがよいでしょう。それが添付されていなければ、会社は「懲戒解雇」を決定するしか、その当人を辞めさせることができません。それでも、会社が「解雇」を決定したり、「辞職」を促したりする場合、不当解雇(行為)となる可能性もあります。
以上のことを踏まえて、文末の表現は慎重に記載してください。
 
 
 
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