取引先の推薦(知人の会社宛)推薦状文例

取引先を紹介する推薦状文例(知人の会社宛)

〇〇商事 株式会社
代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
〇〇〇〇株式会社
代表取締役社長
〇〇〇〇

拝啓 時下ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
平素から格別の高配を賜り厚く御礼を申し上げます。
さて、突然で失礼とは存じますが、この度私とは旧知の仲であります〇〇の〇〇氏をご紹介申し上げます。同氏は地元商工会の仲間内でも信望が厚く堅実な経営をなさる方でもで知られています。
同氏が社長を勤める〇〇社は、地元〇〇地域の食品卸業で右に出るものはありません。
〇〇社長は私と同じ商工会の役員おしておられ、地元の産業振興にも大変熱心に取り組みをされています。その中で特産の〇〇を使った〇〇の新たな販路として首都圏で手広く小売をされてる会社をご紹介いただきたいと相談を受けました。私も地元の産業振興に取り組んでいるものとして、〇〇社長の並々ならぬ熱意にお応えしたいく筆を取った次第です。
ご多忙中とは存じますが、是非一度お時間を頂戴し、〇〇社長の熱意と〇〇の味を確かめていただけませんでしょうか。ご参考のため〇〇商事の会社案内を同封いたします。
勝手なお願いですが、よろしくご高配を下さいますようお願い申し上げます。
まずは、ご紹介かたがた書中にてお願い申し上げます。

敬 具

 

推薦状の書き方

推薦状とは、他者に人物や会社、商品、サービスなど積極的に紹介したり、薦めて何かを依頼する書面です。
推薦状は
1)就職や大学入試の際、添付が義務付けられている推薦状
2)推薦者から依頼されて自身の知人や友人、取引先など顔見知り宛に書く推薦状
3)製品のPR、選挙の投票など多数の人に宛てて書く推薦状
など分類されます。
 
基本的に推薦状は、積極的に何かを薦める意味がありますからさほどよく知らない人物や会社のために 書く書面は、推薦状とせずに、封筒の題目を「紹介状」(持参や添付する場合)とし、文面にも「推薦」の言葉を使わず、 「紹介」を使うのがよいでしょう。
推薦状と銘打っても、「・・・・を私が保証します。」とか、「・・・・には絶対の自信があります。」 などの言葉は、成功報酬をもらって書く文章でない限りは、控えるのがよいでしょう。 あまりにも積極的な推薦状の場合、万が一のことがあると推薦した相手との信頼関係をそこなうこともありますので、 慎重な言葉選びを心がけるのがよいでしょう。
 
反対に、自身の身内や自社のために、何らかの依頼をしたい場合の推薦状は、最大限その人物なり会社、製品、サービスなりを アピールする必要があります。
その際は、「私が責任を持って・・・・します」とか 「・・・は、自信をもってお薦めできます。」等々の言葉を使い、「この人が、責任もつ(取る)なら安心だ」とか、「この人が薦めるのなら大丈夫だ」と思わせる 内容とするのがよいでしょう。
 
推薦状は、推薦者本人と推薦される側の信頼関係の上に立って成り立つものです。 推薦者は、その後の信頼関係をも考慮し、推薦する内容の軽重と推薦する相手との信頼度/親密度のバランスを勘案した文章の強弱を調整する必要もあります。
 
推薦状は、その目的により何を書くべきか決まります。 推薦状を読む人と面識がない場合、時候の挨拶の後、まずは推薦者の自己紹介、そして紹介する人物(会社など)との関係を最初に書きます。 推薦状を読む人と面識がある場合は、紹介する人物(会社など)との関係が最初にきます。
その後に、そのものの長所、特徴、相手にとっつての有用性などアピールポイントを書いていきますが、重要なことは、 相手が、知りたいと思う主要な内容は勿論、本人や当事者に面と向かってきき難いような情報(例えば、会社の実情、評判、社長の人柄など)を付け添えてあげれば喜ばれるでしょう。 その場合は、推薦される側には見れないようにする配慮は必要です。

Posted: 2007 - Updated: 9/14/2007

 
 
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