パソコン購入 稟議書/起案書文例

パソコン購入 稟議書文例

令和〇年〇月〇日
起案者        印

社 長   殿    
起案番号 第00-00000号
決裁日 令和  年  月  日
認可 条件付認可 保留 否決
 
{   決裁 印   }   
 
 

決裁印:専務 総務部長 担当部部長 担当部課長
 

 

パソコン購入の件

出張や客先へ出向くことの多い営業部員の作業効率化を図るため、下記のノートパソコンを購入してよろしいかお伺いします。

1.機  種 NEC ノートパソコン
2.価  格 25万円
3.数  量 一台
4.効  果
1)出張地や出先でも報告書作成などの業務が可能となりこれまで帰社しないとできなかったことが出先でできるようになり事務効率が向上する。
2)客先でのプレゼンに利用することで、効果的な提案営業が可能となる。
3)常に持ち歩くことが物理的に不可能な必要書類、資料を電子(PDFやワープロ文書)化することで、出先でも的確な対応が可能となる。
4)インターネット、ISDN、無線LAN、PHSなどを利用することで、社外であっても資料やファイルの受け渡しができるようにあり、より迅速な客先対応が可能となる。
5.利用計画 別紙に示します。
6.見 積 書
 〇〇商事-納入実績があり、価格面も有利(発注予定業者)  及び〇〇〇〇(相見積もり業者)
7.添付書類
 パソコン カタログ 1部

以 上

 

稟議書/起案書 書き方

 稟議書(りんぎしょ:会社によっては起案書と呼ぶ場合もある)とは、起案者が決定する権限のある上司に対して決裁や承認を得るために提出するの文書です。
 稟議書には、件名、理由、目的、予算、などの項目を簡潔に書きます。決裁をする上で必要と思われる資料、例えば、詳細な比較検討書や参考となる技術資料、実行計画書や概算見積書・物品購入ならカタログなども準備べきでしょう。そして、これらの資料類は稟議書とは別に添付書類とします。稟議書本文は、簡潔にまとめて書きます。長くともA4用紙2〜3枚程度にとどめることで、多忙な経営者の時間を節約させることができます。起案内容の補足説明部分として添付書類を参照させるスタイルがよいでしょう。
 
稟議書の回覧すべき人や、順序は会社により異なります。また、最終の決裁権者は案件の内容や金額でも変わることがありますので上司や総務などに確認する必要があります。
 
稟議書を書く際、最も重要なことは、決裁者にその内容を理解してもらい必要性を認させることです。そのためには、できる限り定性的な表現を排して定量的な表現で書くことです。
 
例えば、パソコン購入の稟議であれば、パソコンを導入することで、「作業が合理化できる」ではなく、「手書きで行っていた請求書の発行作業や宛名書きの作業時間が、〇〇%程度短縮でき、残業時間の削減につながる。」と書くのが望ましい。 また、起案にあたり、比較検討した対案を表などにまとめて、各案のメリット・デメリットを決裁者に簡潔に提示として検討していただくのがよい。

Posted: 2005 - Updated: 12/30/2006

 
 
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