飲酒運転 進退伺文例

飲酒運転 進退伺文例

代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
製造部 〇〇〇〇 印

進退伺

私は、去る令和〇年〇月〇日21:00頃、自宅から近所のコンビニで向かう途中、 〇〇〇町〇丁目路上で飲酒検問を受け酒気帯び運転(0.28mg/l)として検挙されました。 その結果、略式命令により20万円の罰則金が科され、かつ90日の免許停止が決定しました。
当日は、自宅でビール(大瓶2本)とワインを飲んでいましたが、酔いは回っておらず、コンビニまでは数100mの距離 でしたので、つい飲酒運転を認識しつつも車で出てしまいました。
折に触れ、社内においても飲酒運転をしないよう指導があっていたにもかかわらず、このような過ちを犯してしまったのは、 私の社会人としての自覚と責任のなさが原因であり、一切弁解の余地がございません。
つきましては、本書において改めてご迷惑をかけけした多くの皆様に衷心よりお詫びいたすとともに、 その責任の重大さを鑑み、今後の進退についてご決裁をお願いする次第です。

以 上

 

進退伺 書き方

代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
営業部 〇〇〇〇 印

進退伺

令和〇年〇月〇日〇時頃、・・・を起こしました。(不始末の具体的な状況を説明する文章)
・・・・のため起こりました。(不始末が発生した原因を書く)
・・・・となりました。又は、下記の損害が発生しました。(結果としてどうなったかを書く)
このことは、ひとえに私の・・・・が原因であり、深くお詫び申し上げます。(自己の責任を認め、謝罪の意を書く)
<辞表を添付しない場合>
この度の不始末は、全て〇〇担当者である私に原因があるのは明白であり、 その責任を負いたいと存じますので、進退についての指示を賜りたくお願い申し上げます。
<管理者の辞表を添付しない場合>
この度の〇〇による不始末は、私の指導監督不足であり、その責任の重さを痛感しております。 つきましては、今後の進退についてのご指示をお待ち申し上げます。
<辞表を添付する場合>
つきましては、いかなる処分であれ、謹んで服する覚悟でございますので、 ここに辞表を添えて、今後の進退についてのご決裁をお待ち申し上げます。
<管理者の辞表を添付する場合>
本件につき、管理者として全責任を負いたく存じますので、ここに退職願を添えて、ご指示をお待ち申し上げます。

以 上

進退伺の本来の意味からすると矛盾しますが、個人的な所見として、進退伺に辞表(退職願)を添付するかの判断は、その事案が社会通念上「懲戒解雇」に該当するのかを基準とするのがよいと考えます。つまり、辞表(退職願)を添付する場合は、「懲戒解雇」を回避するためのに、自らの意思で退職を選択するのです。それができれば再就職にも都合がよいいでよう。
一方、懲戒による「解雇」では重過ぎる処分だと考えられる場合、辞表(退職願)は添付しないのがよいでしょう。それが添付されていなければ、会社は「懲戒解雇」を決定するしか、その当人を辞めさせることができません。それでも、会社が「解雇」を決定したり、「辞職」を促したりする場合、不当解雇(行為)となる可能性もあります。
以上のことを踏まえて、文末の表現は慎重に記載してください。
 
 
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