顛末書 文例

顛末書 文例

顛末書とは/書き方/始末書との違い

顛末書とは、事件や事故、トラブル、不祥事などの一部始終を記録した書面である。
顛末書は、基本的に事後その内容が明確になった時点でその詳細を客観的な立場の第三者(当事者以外)が、事実と原因や責任の所在などを報告する目的で書かれる。
顛末書の書き方
顛末書には、文字どおり事の始めから終わりまでの経緯を書く必要がある。
1)・・・の経緯/状況
2)・・・事後の経緯
3)・・・結果としての被害/損害/問題など
4)責任の所在や加害者/責任者/への損害賠償請求などの対応策
5)所見/結論(今後の対策案)
顛末書は、経営幹部や管理者が処分や対策を決定する最も信頼できる報告書と心得て、公平で正確な内容にするのが求められます。 また、その経験を後に残す貴重な資料となることを考慮して、写真や書類など添付すうのがよいでしょう。
顛末書と始末書などの文書との違い
会社によっては慣例として、事件や事故、トラブル、不祥事の報告を全て顛末書とするところもあるが、 一般的には、類似の文書には以下の違いがあります。
理由書は、当事者には責任はなく、不可抗力や主に相手方に責任がある場合、事情を説明をするための文書。
反省文は、当事者に責任あり、自身の行いを反省し、再度同様の行為をしない旨の誓いを記す文書。
始末書は、当事者に重大な責任あり、そのことに関して許しを請うための文書。
進退伺は、当事者に重過失があり、それに対する処遇/処罰を会社や組織に委ねる旨を記す文書。

Posted: 2007 - Updated: 9/11/2007

 
 
 
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