ソフト購入 稟議書/起案書 文例

セキリティーソフト購入 稟議書 文例

令和〇年〇月〇日
起案者        印

社 長   殿    
起案番号 第00-00000号
決裁日 令和  年  月  日
認可 条件付認可 保留 否決
 
{   決裁 印   }   
 
 

決裁印:専務 総務部長 人事部部長 担当部課長
 

 

セキリティーソフトライセンス購入の件

当社でも、インターネットの利用が活発となり日々の業務にインターネットやメールは欠かせないものとなっています。その中で、当社は一部のパソコンのみにセキリティーソフトを導入しているに過ぎません。この状況は、社内のネットワークが全世界からの様々な悪意の攻撃(ウイルスによるファイルやPCの破壊、データ流失など)に無防備であるのと同様です。また、無防備なシステムは、ウイルスの蔓延や悪意の侵入者を助けることとなりあたかも、当社のパソコンが他社のシステムにウイルスを感染させたり、攻撃しているかのように偽装されかねません。このようなことは、現状ではいつ起こってもおかしくない状況です。
つきましては、この無防備なシステムを防御するため、全社のパソコンにファイヤーウオール(侵入防御)並びにウイルス対策ソフトを導入してよいかお伺いいたします。

1 購入予定ソフト  セキリティーソフト<30ライセンス>
2 購 入 先    〇〇〇情報システム
3 購入価格     〇〇〇円
4 ランニング費用
 年更新費用   〇〇〇円
 ライセンス   〇〇〇円/1台追加
 拡張性と経済性を考慮し、ライセンスの購入とする。
5 セキリティーソフトの主な機能
1)ファイヤーウオール機能
2)ウイルス対策
3)自動更新(日々最新のウイルス情報を自動更新)機能
4)自動インストール(社内全パソコンへの自動インストール)機能
 ソフト更新にかかる人件費を考慮し、割高ではあるが4)の機能は必須と考える。
 別紙の機能、価格比較表をご参照ください。
6 添付資料
 セキリティーソフト カタログ
 機能、価格比較表
 見積書 〇〇〇情報システム
      〇〇事務機(相見積もり)

以 上

 
 

稟議書/起案書 書き方

 稟議書(りんぎしょ:会社によっては起案書と呼ぶ場合もある)とは、起案者が決定する権限のある上司に対して決裁や承認を得るために提出するの文書です。
 稟議書には、件名、理由、目的、予算、などの項目を簡潔に書きます。決裁をする上で必要と思われる資料、例えば、詳細な比較検討書や参考となる技術資料、実行計画書や概算見積書・物品購入ならカタログなども準備べきでしょう。そして、これらの資料類は稟議書とは別に添付書類とします。稟議書本文は、簡潔にまとめて書きます。長くともA4用紙2〜3枚程度にとどめることで、多忙な経営者の時間を節約させることができます。起案内容の補足説明部分として添付書類を参照させるスタイルがよいでしょう。
 
稟議書の回覧すべき人や、順序は会社により異なります。また、最終の決裁権者は案件の内容や金額でも変わることがありますので上司や総務などに確認する必要があります。
 
稟議書を書く際、最も重要なことは、決裁者にその内容を理解してもらい必要性を認させることです。そのためには、できる限り定性的な表現を排して定量的な表現で書くことです。
 
例えば、パソコン購入の稟議であれば、パソコンを導入することで、「作業が合理化できる」ではなく、「手書きで行っていた請求書の発行作業や宛名書きの作業時間が、〇〇%程度短縮でき、残業時間の削減につながる。」と書くのが望ましい。 また、起案にあたり、比較検討した対案を表などにまとめて、各案のメリット・デメリットを決裁者に簡潔に提示として検討していただくのがよい。

Posted: 2005 - Updated: 12/30/2006

 
 
 
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