不動産賃貸 稟議書/起案書 文例

倉庫賃貸(借り上げ) 稟議書 文例

令和〇年〇月〇日
起案者        印

社 長   殿    
起案番号 第00-00000号
決裁日 令和  年  月  日
認可 条件付認可 保留 否決
 
{   決裁 印   }   
 
 

決裁印:専務 総務部長 担当部長 担当部課長
 

 

機材倉庫借り上げの件

近年、当県でも重機や金属の盗難が増加しております。幸い当社ではまだそのような被害はありませんが、当社所有の重機が犯罪に使用されたり、材料の盗難で納期に支障をきたす可能性も高まっているのが現状です。その対策として、新たに機材倉庫を借りて、現場に保管する機材を極力減らすことを目的として以下のとおり、機材倉庫を借り上げてよろしいかお伺いします。

1 住  所 〇〇市〇〇町〇〇
2 物件概要
  所 有 者  〇〇〇興産
  管理会社  〇〇〇不動産
  構   造  鉄筋コンクリート
  敷地面積  〇〇〇平米
  用   途  倉庫用物件
3 賃貸料金
  月額賃借料  〇〇〇円
  初期費用
  2月賃借料  〇〇〇円
  敷    金  〇〇〇円
  仲 介 料  〇〇〇円
  合    計  〇〇〇円
4 用  途
 1)ユンボー、ホークリフト、鉄板、足場材の保管
 2)材料在庫の保管(ケーブルなど金属を使用するもの)
 3)本社の倉庫にある機材は全て新倉庫に移し、本社倉庫は、法定保管書類の保管用途のみとする。
7 添付書類
 物件概要書
 現地写真
 利用計画書

以 上

 
 

稟議書/起案書 書き方

 稟議書(りんぎしょ:会社によっては起案書と呼ぶ場合もある)とは、起案者が決定する権限のある上司に対して決裁や承認を得るために提出するの文書です。
 稟議書には、件名、理由、目的、予算、などの項目を簡潔に書きます。決裁をする上で必要と思われる資料、例えば、詳細な比較検討書や参考となる技術資料、実行計画書や概算見積書・物品購入ならカタログなども準備べきでしょう。そして、これらの資料類は稟議書とは別に添付書類とします。稟議書本文は、簡潔にまとめて書きます。長くともA4用紙2〜3枚程度にとどめることで、多忙な経営者の時間を節約させることができます。起案内容の補足説明部分として添付書類を参照させるスタイルがよいでしょう。
 
稟議書の回覧すべき人や、順序は会社により異なります。また、最終の決裁権者は案件の内容や金額でも変わることがありますので上司や総務などに確認する必要があります。
 
稟議書を書く際、最も重要なことは、決裁者にその内容を理解してもらい必要性を認させることです。そのためには、できる限り定性的な表現を排して定量的な表現で書くことです。
 
例えば、パソコン購入の稟議であれば、パソコンを導入することで、「作業が合理化できる」ではなく、「手書きで行っていた請求書の発行作業や宛名書きの作業時間が、〇〇%程度短縮でき、残業時間の削減につながる。」と書くのが望ましい。 また、起案にあたり、比較検討した対案を表などにまとめて、各案のメリット・デメリットを決裁者に簡潔に提示として検討していただくのがよい。

Posted: 2005 - Updated: 12/30/2006

 
 
 
文例一覧policy運営者情報免責事項