社員証紛失 始末書文例

社員証紛失 始末書文例

代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
営業部 〇〇〇〇 印

始末書

この度、私の不注意で社員証を紛失いたしましたこと深くお詫び申し上げます。
社員証の紛失は、令和〇年〇月〇日の日曜日にカード類が財布からはみ出しているのに気付き中を調べてわかりました。 普段から社員証は、会社を出るときに社員証ホルダーから取り出し、財布に入れています。 金曜日の退社時、何時もどおり財布に入れた記憶があり、紛失したのは、金曜から土曜日にかけてだと思われます。 紛失がわかり、自宅をはじめ金曜からの立ち寄り先全てに連絡をとって探しましたが見つかりませんでした。 また、〇〇警察に落し物の確認をし、遺失物届も提出しました。しかし、いまのところ連絡はありません。
企業人として、社員証の取扱いには細心の注意を払うべきことは当然であるにもかかわらず、 このような事態を引き起こし、弁解の余地はなく、反省とご迷惑をおかけした皆様へ心より陳謝するばかりです。
今後二度とこのような事を起こさないよう、気持ちをを引締めて参りますことを改めて固くお誓いいたします。

以 上

社員証紛失の始末書での記載事項
1)セキュリティー上での対応/入室許可の除外
2)IDの変更/再発行/システムの変更
3)自身での弁償
4)悪用されないか/事件性の有無
5)社員への注意喚起
以上は、必ずしも全てを記載することはありませんが、不始末の内容によっては記載されてないと後になって確認される可能性がある事項です。作成の際のチェック表にしてください。
 

社員証等の紛失に関する始末書の書き方

紛失の始末書の基本記載事項と注意
1)宛先
基本的は社長宛であるが、事案が軽微であれば事業所の長/所属長の場合もある。
また、元請や客先等へ提出する場合は、指示した方例えば現場代理人や工場長宛とする。
2)日付
基本的に作成日とするが、提出期限が指定されている場合は提出日とする。
3)所属/氏名
4)表題
基本的に「始末書」とするが、上司の指示や会社の慣例に従う。
5)本文と構成
5-1 紛失状況の説明(発生日/状況/対応/事後の影響)など事実に基づき正確に記述する。
5-2 紛失による影響を説明(損害額/客先の心証)など現状を正確に記述する。
5-3 紛失した原因と自身のミスを明確にし、認める。
5-4 自身の非に対する謝罪。
5-5 再発防止へ誓約や今後の再発防止方法や心構え。
5-6 処罰の受け入れの表明又は、許しを請う文言。
5-7 再度謝罪の言葉で締める。

始末書の体裁

1.用紙
基本は、縦書き便せんですが、会社によってはワープロの横書きでもよい場合もり、会社の慣習に従う。
2.封筒と表書き
基本は、白無地の和封筒(縦長)に入れて提出するが、ワープロの場合、そのまま折らずに提出するのがよいでしょう。
封筒の表書きは、中央に「始末書」とだけ書く。
3.書き方
便せんでは、手書きとし、1行名の中央に「始末書」と書き、1行あけて文章を書く。
文末
上合わせで宛名「代表取締役社長 〇〇〇〇様」
改行して下合わせで自身の「所属/氏名 捺印」
上合わせで「日付」
ワープロの場合は、捺印を忘れないようする。
4.提出先
基本的に直属の上司経由で提出するが、直属の上司より高位の役職者から指示された場合、指示した方に持参して提出する。その際は、直属の上司に承認を得て提出するのがよいでしょう。
 
 
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