酒場での器物破損 始末書文例
令和〇年〇月〇日
居酒屋 〇〇〇
店長 〇〇〇〇様
〇〇〇〇 印
始末書
去る〇月〇日、貴店に来店した際、(泥酔してしまい/私の不始末で)(貴店のトイレの扉を蹴って破損させて/貴店の壁を破損させて)しまいました。
当日は、(酒を飲みすぎてしまい、前後不覚となっていた/記憶がないほどに泥酔してなしたこと)とはいえ、(社会人としてあるまじきことをなしてしまい/貴店に多大なご迷惑をおかけしたことを)、深く反省するとともに心よりのお詫びを申し上げる次第です。
(つきましては/当然ながら)、〇〇の修理代金は私が弁済させていたがきたく存じます。また、今後二度と同様のことがないよう(酒の飲み方に注意を払ってまいることをお誓い申し上げる次第です/肝に銘じてまいる覚悟をしてまいる所存です)。
この度の不始末に関しての反省の意を表したく、本書を提出(した次第です/いたします)。
以 上
破損等に関する始末書の書き方
破損等に関する始末書の基本記載事項と注意
1)宛先
基本的は社長宛であるが、事案が軽微であれば事業所の長/所属長の場合もある。
また、元請や客先等へ提出する場合は、指示した方例えば現場代理人や工場長宛とする。
2)日付
基本的に作成日とするが、提出期限が指定されている場合は提出日とする。
3)所属/氏名
4)表題
基本的に「始末書」とするが、上司の指示や会社の慣例に従う。
5)本文と構成
5-1 破損させた状況の説明(発生日/状況/対応/事後の影響)など事実に基づき正確に記述する。
5-2 影響を説明(損害額/客先の心証)など現状を正確に記述する。
5-3 破損させた原因と自身の非を明確にし、認める。
5-4 自身の非に対する謝罪。
5-5 再発防止へ誓約や今後の再発防止方法や心構え。
5-6 処罰の受け入れの表明又は、許しを請う文言。
5-7 再度謝罪の言葉で締める。
始末書の体裁
1.用紙
基本は、縦書き便せんですが、会社によってはワープロの横書きでもよい場合もり、会社の慣習に従う。
2.封筒と表書き
基本は、白無地の和封筒(縦長)に入れて提出するが、ワープロの場合、そのまま折らずに提出するのがよいでしょう。
封筒の表書きは、中央に「始末書」とだけ書く。
3.書き方
便せんでは、手書きとし、1行名の中央に「始末書」と書き、1行あけて文章を書く。
文末
上合わせで宛名「代表取締役社長 〇〇〇〇様」
改行して下合わせで自身の「所属/氏名 捺印」
上合わせで「日付」
ワープロの場合は、捺印を忘れないようする。
4.提出先
基本的に直属の上司経由で提出するが、直属の上司より高位の役職者から指示された場合、指示した方に持参して提出する。その際は、直属の上司に承認を得て提出するのがよいでしょう。