備品盗難 始末書文例

備品盗難 始末書文例

代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
営業部 〇〇〇〇 印

始末書

令和〇年〇月〇日、当社の〇〇〇が盗まれる事件が発生いたしました。
私が〇〇〇〇の盗難に気付いたのは、盗難があったと思われる日の〇時頃でした。 普段整頓されている、〇〇〇の様子がおかしいのを不審に思い、詳しく調べてわかりました。 その後、直ちに〇〇警察に盗難の連絡をしました。警察到着後は、事情の説明し現場検証を済ませました。 この地域では最近、事務所や倉庫を狙った窃盗事件が多発していて、警察も全力で捜査にあたるとのことでしたが、 今尚犯人は捕まっていません。
近年このような事件が多発しており、防犯対策に万全を期するべきだったにもかかわらず、 (人気のない場所/あのような場所/防犯対策が不十分な場所)に盗難被害にあう可能性の高い〇〇〇を保管していたのは、 私の(職務怠慢/防犯への認識の甘さ/管理不行き届き)が一因であったのは明確であり、その責任を痛感しております。 また、今後二度とこのようことのないよう、防犯対策の徹底は無論、管理機能の強化をはかる所存です。
この度、私の管理不行き届きで会社に多大な損害とご迷惑をおかけしたことを 本書をもって、改めてお詫び申し上げる次第です。

以 上

 

備品等の盗難に関する始末書の書き方

盗難の始末書の基本記載事項と注意
1)宛先
基本的は社長宛であるが、事案が軽微であれば事業所の長/所属長の場合もある。
また、元請や客先等へ提出する場合は、指示した方例えば現場代理人や工場長宛とする。
2)日付
基本的に作成日とするが、提出期限が指定されている場合は提出日とする。
3)所属/氏名
4)表題
基本的に「始末書」とするが、上司の指示や会社の慣例に従う。
5)本文と構成
5-1 盗難状況の説明(発生日/状況/対応/事後の影響)など事実に基づき正確に記述する。
5-2 盗難による影響を説明(損害額/客先の心証)など現状を正確に記述する。
5-3 盗難した原因と自身のミスを明確にし、認める。
5-4 自身の非に対する謝罪。
5-5 再発防止へ誓約や今後の再発防止方法や心構え。
5-6 処罰の受け入れの表明又は、許しを請う文言。
5-7 再度謝罪の言葉で締める。

始末書の体裁

1.用紙
基本は、縦書き便せんですが、会社によってはワープロの横書きでもよい場合もり、会社の慣習に従う。
2.封筒と表書き
基本は、白無地の和封筒(縦長)に入れて提出するが、ワープロの場合、そのまま折らずに提出するのがよいでしょう。
封筒の表書きは、中央に「始末書」とだけ書く。
3.書き方
便せんでは、手書きとし、1行名の中央に「始末書」と書き、1行あけて文章を書く。
文末
上合わせで宛名「代表取締役社長 〇〇〇〇様」
改行して下合わせで自身の「所属/氏名 捺印」
上合わせで「日付」
ワープロの場合は、捺印を忘れないようする。
4.提出先
基本的に直属の上司経由で提出するが、直属の上司より高位の役職者から指示された場合、指示した方に持参して提出する。その際は、直属の上司に承認を得て提出するのがよいでしょう。
 
 
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