誤記/記載ミス 始末書文例

誤記/記載ミス 始末書文例

代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
企画部 〇〇〇〇 印

始末書

去る令和〇年〇月〇日に更新したホームページで、「〇〇〇」の価格を 30,000円とすべきところを3,000円と誤って記載してしまい、大量の注文が入ったことでその誤りが発覚しました。 このページを見て注文された183名様には、直ちに価格の誤りをお伝えするとともに お詫びを申し上げ、ご了解いいただく不始末となってしまいました。
その対応のため、その日一日会社を混乱させたばかりか、 会社の信用を大きく失墜させてしまいましたこと、深く反省いたしております。
本件の原因は、私のチェックミスであることは明らで弁解の余地もございません。 また、ホームページ担当として、その更新におけるミスがこれ程の影響をもたらすことを 予測できなかった認識の甘さも痛感しております。
なお、この不始末の後、直ちにホームページ作成/更新マニュアルを作成し、 二度とこのようなミスを起こさないチェック体制の強化を整えました。
つきましては、本件で多大な損害とご迷惑をおかけしましたことを 本改めまして深くお詫び申し上げますとともに、今後は、先に作成したマニュアルを遵守して作業にあたることを 固くお誓いします。

以 上

 

作業ミスに関する始末書の書き方

作業ミスに関する始末書の基本記載事項と注意
1)宛先
基本的は社長宛であるが、事案が軽微であれば事業所の長/所属長の場合もある。
また、元請や客先等へ提出する場合は、指示した方例えば現場代理人や工場長宛とする。
2)日付
基本的に作成日とするが、提出期限が指定されている場合は提出日とする。
3)所属/氏名
4)表題
基本的に「始末書」とするが、上司の指示や会社の慣例に従う。
5)本文と構成
5-1 ミスの内容とその状況の説明(発生日/状況/対応/事後の影響)など事実に基づき正確に記述する。
5-2 影響を説明(損害額/客先の心証)など現状を正確に記述する。
5-3 ミスをした原因と自身の非を明確にし、認める。
5-4 自身の非に対する謝罪。
5-5 再発防止へ誓約や今後の再発防止方法や心構え。
5-6 処罰の受け入れの表明又は、許しを請う文言。
5-7 再度謝罪の言葉で締める。

始末書の体裁

1.用紙
基本は、縦書き便せんですが、会社によってはワープロの横書きでもよい場合もり、会社の慣習に従う。
2.封筒と表書き
基本は、白無地の和封筒(縦長)に入れて提出するが、ワープロの場合、そのまま折らずに提出するのがよいでしょう。
封筒の表書きは、中央に「始末書」とだけ書く。
3.書き方
便せんでは、手書きとし、1行名の中央に「始末書」と書き、1行あけて文章を書く。
文末
上合わせで宛名「代表取締役社長 〇〇〇〇様」
改行して下合わせで自身の「所属/氏名 捺印」
上合わせで「日付」
ワープロの場合は、捺印を忘れないようする。
4.提出先
基本的に直属の上司経由で提出するが、直属の上司より高位の役職者から指示された場合、指示した方に持参して提出する。その際は、直属の上司に承認を得て提出するのがよいでしょう。
 
 
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