火災事故 始末書 文例

火災 始末書 文例

〇〇工場長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
製造部 〇〇〇〇 印

始末書

去る令和〇年〇月〇日午前10:30頃、私が行っていた溶接の火が側にあった段ビールに引火し、火災が発生しました。 幸い気付いたのが早く、私と同僚数名で消火にあたり、火災のあった近辺を焦がす程度で火は収まりました。
この失火事故は、私が溶接作業における安全確認を怠ったことが原因であり、まったく弁解の余地もありません。
この度の事故で会社に多大な損害とご迷惑おかけしましたこを深く反省しております。
今後は、(いかなる作業においても指差しによる安全確認をおこない/〇〇の際は必ず〇〇し/今回のことを深く肝に銘じ)、二度とこのような事故を起こさないことを固くお誓いいたします。
この度の不始末につき、本書をもって改めまして深くお詫び申し上げます。

以 上

火災事故は責任が重いため、慎重に語彙を選択して使いましょう。
「失火」は、本人が犯した過失で火災を起こした場合に使い、
「出火」は、過失の有無を問わず火災を起こした場合に使います。
火元責任者の引責などでは、「〇〇〇が起こした失火事故」又は、「〇〇〇の火災/出火事故」とし、 出火に対して、火元責任者自身の直接的過失はないことを表しておくのが無難でしょう。
 
 

作業ミスに関する始末書の書き方

作業ミスに関する始末書の基本記載事項と注意
1)宛先
基本的は社長宛であるが、事案が軽微であれば事業所の長/所属長の場合もある。
また、元請や客先等へ提出する場合は、指示した方例えば現場代理人や工場長宛とする。
2)日付
基本的に作成日とするが、提出期限が指定されている場合は提出日とする。
3)所属/氏名
4)表題
基本的に「始末書」とするが、上司の指示や会社の慣例に従う。
5)本文と構成
5-1 ミスの内容とその状況の説明(発生日/状況/対応/事後の影響)など事実に基づき正確に記述する。
5-2 影響を説明(損害額/客先の心証)など現状を正確に記述する。
5-3 ミスをした原因と自身の非を明確にし、認める。
5-4 自身の非に対する謝罪。
5-5 再発防止へ誓約や今後の再発防止方法や心構え。
5-6 処罰の受け入れの表明又は、許しを請う文言。
5-7 再度謝罪の言葉で締める。

始末書の体裁

1.用紙
基本は、縦書き便せんですが、会社によってはワープロの横書きでもよい場合もり、会社の慣習に従う。
2.封筒と表書き
基本は、白無地の和封筒(縦長)に入れて提出するが、ワープロの場合、そのまま折らずに提出するのがよいでしょう。
封筒の表書きは、中央に「始末書」とだけ書く。
3.書き方
便せんでは、手書きとし、1行名の中央に「始末書」と書き、1行あけて文章を書く。
文末
上合わせで宛名「代表取締役社長 〇〇〇〇様」
改行して下合わせで自身の「所属/氏名 捺印」
上合わせで「日付」
ワープロの場合は、捺印を忘れないようする。
4.提出先
基本的に直属の上司経由で提出するが、直属の上司より高位の役職者から指示された場合、指示した方に持参して提出する。その際は、直属の上司に承認を得て提出するのがよいでしょう。
 
 
 
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