客先クレーム 始末書 文例

客先クレーム 始末書 文例

代表取締役社長
〇〇〇〇 殿

令和〇年〇月〇日
営業部 〇〇〇〇 印

始末書

私は去る令和〇年〇月〇日、担当している〇〇〇〇株式会社へ出向いた際、関係者以外立入禁止エリアへ勝手に入り、厳しい注意を受けてしまいました。
当日は〇〇主任を訪ねましたが、設計部のデスクに居られなかったので、通常打合せを場所となるCAD室に行かれていると思い、隣のCAD室に許可なく入りました。CAD室の扉には以前より「関係者以外立入禁止」の表示がありましたが、〇〇主任との打合せは通常CAD室で行われていたので、何気なく入室してしまいました。
しかし、その日は〇〇課長も同席して新機種のデザインレビュー行われている最中だったため、〇〇課長は私を直ちに退室させ、室外に出てから許可なく入室したことを厳しく注意なさいました。また、翌日には〇〇課長から〇〇部長が呼び出され、二度とこのようなことのないよう口頭で注意があったと聞きました。
本クレームは、〇〇〇〇株式会社と長らく付き合いしていたことで、私自身に甘えや気の緩みあったのが原因です。本件における私の行動は、一切の弁解の余地はなく、深く反省しております。
つきましては、私の不始末で会社にご迷惑をおかけしましたことを改めまして深くお詫び申し上げますともに、以後このようなことのないよう肝に銘じて職務を遂行することをお誓いいたします。

以 上

 
 

顧客からのクレームに関する始末書の書き方

顧客からのクレームに関する始末書の基本記載事項と注意
1)宛先
基本的は社長宛であるが、事案が軽微であれば事業所の長/所属長の場合もある。
また、元請や客先等へ提出する場合は、指示した方例えば現場代理人や工場長宛とする。
2)日付
基本的に作成日とするが、提出期限が指定されている場合は提出日とする。
3)所属/氏名
4)表題
基本的に「始末書」とするが、上司の指示や会社の慣例に従う。
5)本文と構成
5-1 クレームの内容とその状況の説明(発生日/状況/対応/事後の影響)など事実に基づき正確に記述する。
5-2 影響を説明(損害額/客先の心証)など現状を正確に記述する。
5-3 クレームを受けた原因と自身のミスを明確にし、認める。
5-4 自身の非に対する謝罪。
5-5 再発防止へ誓約や今後の再発防止方法や心構え。
5-6 処罰の受け入れの表明又は、許しを請う文言。
5-7 再度謝罪の言葉で締める。

始末書の体裁

1.用紙
基本は、縦書き便せんですが、会社によってはワープロの横書きでもよい場合もり、会社の慣習に従う。
2.封筒と表書き
基本は、白無地の和封筒(縦長)に入れて提出するが、ワープロの場合、そのまま折らずに提出するのがよいでしょう。
封筒の表書きは、中央に「始末書」とだけ書く。
3.書き方
便せんでは、手書きとし、1行名の中央に「始末書」と書き、1行あけて文章を書く。
文末
上合わせで宛名「代表取締役社長 〇〇〇〇様」
改行して下合わせで自身の「所属/氏名 捺印」
上合わせで「日付」
ワープロの場合は、捺印を忘れないようする。
4.提出先
基本的に直属の上司経由で提出するが、直属の上司より高位の役職者から指示された場合、指示した方に持参して提出する。その際は、直属の上司に承認を得て提出するのがよいでしょう。
 
 
 
文例一覧policy運営者情報免責事項