季節感のある手紙の書き出し/季節の挨拶文を書くヒント

季節感のある手紙の書き出し/季節の挨拶文を書くヒント-日本は四季折々の自然の装いや行事があり、古来より季節感を大切にしてきました。 ここでは、季節の様子をよく表しおり、手紙の時候の挨拶に使われる二十四節気や雑節、五節句、旧暦と新暦の違いと時候の挨拶で書き出す理由についても考察します。
月季節の挨拶/時候の挨拶ヒント一覧
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季節感のある挨拶文のヒント(二十四節気他)

 日本は四季折々の自然の装いや行事があり、古来より季節感を大切にしてきました。 ここでは、移ろいゆく季節の様子をよく表しおり、手紙の時候の挨拶に使われる二十四節気や雑節、五節句について解説します。

旧暦と新暦

 暦には、太陽の運行をもとにした「太陽暦」、月の満ち欠けをもとにした「太陰暦」、太陽と月の両方を取り入れた「太陰太陽暦」があります。日本は、太陽暦(グレゴリオ暦)です。
 日本は、明治6年(1873年)に太陽暦が採用しました。それ以前は長らく太陰太陽暦を使っていたため、新しく採用された暦を「新暦」、古い暦を「旧暦」とよぶようになりました。
 旧暦から新暦への移動により、旧暦の明治5年12月3日が新暦の明治6年1月1日になりました。このため、新暦では約1カ月季節が早くなり、ズレが生じるようになりました。そこで、30日遅れで行事をしたり、旧暦の日付で考えたりしました。

二十四節気と七十二候

 二十四節気(にじゅうしせっき)は、春分の日と秋分の日を各々十二等分(一節気は15日)したのもです。
さらに一節気は15日を5日ずつに3等分したものが七十二候(こう)です。二十四節気は、太陽の運行をもとにしているため、毎年同じ時期に同じ節気が巡ってきますし、前述の新暦と旧暦ズレにも関係しません。そのため、現代でも移ろいゆく季節の様子をよく表しおり、手紙の時候の挨拶に使われるのです。

雑節とは

 雑節(ざっせつ)とは、二十四節気/五節句などのほかに季節の移り変りをあらわず日のことで、 節分/彼岸/社日/八十八夜/入梅/半夏生/土用/二百十日/二百二十日の九日あります。これに、初午/上元、中元、下元/大祓を加える場合もあります。

五節句とは

 節句(せっく)は、中国に由来して日本に定着した伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日で、宮中では祝宴が催され節句料理が作られました。現在残る五節句は江戸時代に幕府が公的な行事として祝日に定めたものです。

関連文例/例文一覧

時候の挨拶で書き出す理由の考察

 現代において手紙を時候の挨拶からはじめる理由は、いくつかの文献を調べてもわかりませんでした。
 しかし、平安時代には、貴族が和歌をおくるときにそ季節またはその歌に合った木や花の枝を折り(そのことを「折枝(おりえだ)」といいます)、その歌に添えておくるのが作法とされていたとの記述がありました。このような礼法から古来において手紙と季節は深く結びついていたたことがうかがえます。
 現代において手紙を時候の挨拶ではじめるのは、季節感を大切にする日本人として「折枝」にかえて、今できる作法と捉えることもできると考えます。
 また、日本では古来(古今集の頃)より人間関係が「季節」に関する共感を媒介として成り立っていたとため、手紙においても、時候の挨拶からはじめる習俗がいつのまにか始まり、 「拝啓」(あいさつ)、「・・候」(時候の挨拶)そして、時候の挨拶で締める(・・折からご自愛ください)と書くのが皆に支持され、徐々に知られるようになると、 この型に当てはめると、あれこれ考えなくても簡単に手紙が書ける利点があったため、皆が踏襲して今日に至るまで残ったのではないかという主張があります。
いずれにせよ。時候の挨拶を最初に書くことは、
1.必ずしもそうしないといけない決まりごとではない
2.日本人の季節感を大切する民族性に根差した習俗と関係している。
3.相当昔から習慣となっている。
といえそうです。
【参考文献】
小松茂美著 1976年 [手紙の歴史] 岩波書店
安田武著 1978年 [手紙の書き方] 講談社

4月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

4月 上旬の歳時記
4/1 エイプリルフール
4/4 清明
二十四節気-清明は「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしている頃。
4/8 花まつり(釈迦誕生日)
4月 中旬の歳時記
4/13 十三参り
4月 下旬の歳時記
4/21 イースター(復活祭)
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日
4/19 穀雨
二十四節気-百の穀物を潤す暖かい雨が降って芽が伸びてくる頃。
4/29 昭和の日
4月を感じる言葉/行事/風習
エイプリルフール
毎年4月1日には嘘をついても良いという風習のことです。
花祭り
灌仏会(かんぶつえ)は、釈迦の誕生を祝う仏教行事です。毎年4月8日に行われ、花まつりとよばれています。釈迦が旧暦4月8日に生誕した伝承に基づいています。
十三参り
旧暦の3月13日前後、新暦の3月13日から5月13日に、男女とも数え年13歳でおこなう祝いです。子供の多福・開運を祈り、小学校を卒業して中学校に入学する春に寺社に詣でるのが一般的です。
イースター(復活祭)
「春分の日」の後、最初の満月の次の日曜日
昭和の日
国民の祝日のひとつです。2006年まで「みどりの日」でしたが、2007年に現在の名称に変わりました。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ことを趣旨としています。
4月の動植物/食べ物/自然
山吹(ヤマブキ)
山吹は晩春、花を咲かせますが、枝は細く咲いてすぐに散ります。その風情は古くは万葉集のころから詩歌に詠まれてました。
チューリップ
ユリ科の球根植物です。4月頃に赤、白、黄、紫などの花を咲かせます。4月から5月にかけてチューリップ祭りが各地で開催され、春の風物詩となっています。
ツツジ
ツツジは園芸品種として交配され美しい品種がたくさん生まれました。中でもクルメツツジは種類も多く色とりどりの花が咲き、満開の時期は華やかな風景を作り出します。4月の下旬くらいから一斉に咲き始めます。ツツジは公園などに植樹されていることが多く、この時期各地でツツジ祭りも開催されます。
牡丹
花の王といわれる中国渡来の花です。初夏に芳香のある大輪の花を咲かせます。花の姿は華麗で、寺社の庭園などで観賞用に栽培されてきました。奈良の長谷寺が牡丹の寺として有名です。
ひばり
春を告げる鳥として古より親しまれています。草原や河原、麦畑などに生息しています。繁殖期が始まるとオスがさえずりながら高く上がって行く「揚げ雲雀(ひばり)」とよばれる行動は古くから知られています。
ツバメ
ツバメは渡り鳥で、春に台湾やフィリピンから飛来し、春を告げる鳥です。水田の害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされています。
アサリ
3月中旬頃から各地で潮干狩りのシーズンに入りますが、春から初夏の6月にかけて身が膨らみ美味しくなり、この時期に最も多く出回ります。
タケノコ
タケノコとは、新竹の芽の部分です。竹にはいくつかの種類がありますが、春さきにみかけるのは、孟宗竹のタケノコです。他にも、細めの真竹(またけ)の筍などもありますが、時期が5月〜6月となります。
菜種梅雨
3月中ごろから4月にかけて高気圧が北に片寄ると、日本の南岸沿いに前線が停滞して、雨が降り続きます。これが菜の花の咲くころにあたるため、「菜種梅雨(なたねづゆ)」、または「春の長雨」「春霖(しゅんりん)」、「催花雨(さいかう)」ともいいます。
桜前線
日本各地の桜の開花予想日を結んだ線のことです。「桜前線」という言葉はメディアによる造語で、昭和40年代頃から使われています。南から北へ、高度の低い所から高い所へと前線は進みますが、開花予想日が必ずしも連続した線とはならない年もあります。
花冷え
桜の咲く時期の寒さのことで、4月は概ね暖かい日がつづきますが,ときに冷たい空気をもった高気圧が南下して低温となるることがあります。関東で雪が降ることもあります。
寒の戻り
春一番が吹いた日は気温が上昇し、翌日などは寒さが戻ることが多くあります。これを「寒の戻り」といいます。春一番とは、一部の地域を除き、2月から3月の半ば、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り/東南東から西南西jへの強い風のことです。
黄砂
中国や東アジア内陸部の砂漠の砂塵が、砂塵嵐によって上空に巻き上げられ、春に日本に飛来し、降り注ぐ気象現象です。
春霞
細かい水蒸気が空気中に立ち込めて漂う現象で、春はのどかなイメージとして「霞」とよび、秋のそれは「霧」とよび、冷ややかなイメージで「迷いや心が晴れない」ことの象徴とされます。
4月の別名
卯月(うずき)/乾月(かんげつ)/鎮月(ちんげつ)/陰月(いんげつ)/卯花月(うのはなづき)/花残月(はなのこりづき)/花残月/清和月(せいわづき)/鳥待月(とりまちづき)/鳥月(とりづき)/鳥来月(とりくづき)/得鳥羽月(とことばのつき)/木葉採月(このはとりつき)/夏初月(なつはづき)
4月の俳句に用いる季語
花冷え/春雨/春の宵/春菜/花曇/燕の巣/菜種梅雨/春風/朝寝/春眠/苗代/春深し/暮の春/夏近し/春惜しむ

5月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

5月 上旬の歳時記
5/1 メーデー
5/2 八十八夜
雑節-この日に摘んだ茶は上等でそのお茶を飲むと長生きするともいわれています。
5/3 憲法記念日
5/4 みどりの日
5/5 菖蒲の節句/端午の節句
五節句-菖蒲酒(菖蒲湯の習俗あり)や柏餅などを食べます。
5/5 こどもの日
5/6 立夏
二十四節気-春が極まり夏の気配が立ち始める日とさあれています。
5月 中旬の歳時記
5/10 愛鳥週間
5/12 母の日
5/15 葵祭(京都)
5月 下旬の歳時記
5/6 小満
二十四節気-草木が次第に成長して、一定の大きさに達し、麦畑は緑黄色に色付き始める頃です。
5月を感じる言葉/行事/風習
メーデー
世界各地で毎年行われる祭典。ヨーロッパでは夏の訪れを祝う意味を持った日です。また、一部の国では労働者が統一して権利要求など活動を行う日とされ「労働者の日」とされています。日本でも労働組合がこの日の前後で大規模なメーデーの集会が行います。
憲法記念日
1947年(昭和22年)5月3日の「日本国憲法施行」を記念して後に制定された国民の祝日。
みどりの日
2006年(平成18年)までは4月29日でしたが、その日が昭和の日に変更により、5月4日に新設されました。「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨とした国民の祝日。1989年(平成元年)から2006年(平成18年)までは4月29日「(昭和)天皇誕生日」であった。
こども日
古くは端午の節句と呼ばれ、男子の健やかな成長を祈願してお祝いをする風習があります。
菖蒲(ショウブ)湯
5月5日の端午の節句の日に菖蒲の根や葉を入れて沸かす風呂のことです。菖蒲は昔から病邪を払う薬草だと考えられいて、端午の日に菖蒲酒、菖蒲湯、菖蒲刀など、菖蒲を用いる習俗が多くあります。
母の日
アメリカで亡き母の追悼のために教会で赤いカーネーションを配ったのが起源とされています。
葵祭
京都三大祭りのひとつ。下鴨神社と上賀茂神社でに行なわれる例祭。平安時代、「祭」といえば賀茂祭のことを指しました。
5月の動植物/食べ物/自然
藤の花
藤はつるを伸ばす植物です。藤は棚につるをはわせて、垂れさがる花を鑑賞できるようにした藤棚がつくられることがあります。花はうすい紫色で、藤色の色名はこれに由来します。春日大社や京都才ノ神の藤公園の推定樹齢2,000年のケヤキに絡まりのびる見事な藤棚が有名です。
初鰹(カツオ)
カツオの旬は春から初夏にかけ黒潮にのって北上する「初鰹」と秋、南下してくる「戻り鰹」があります。初物を食べると寿命が75日のびるともいわれます。
柏餅
平たく丸めた餅を二つに折り、間に餡をはさんで柏などの葉で包んだ和菓子です。5月5日の端午の節句の供物として用いられます。 ホトトギス
5月になると渡ってくる夏告鳥。「ウグイスの巣に卵を産んで育てさせる」。
カエル
蛙は良く鳴くことで有名で、雄が雌をよぶために鳴く、求愛行動のひとつです。立夏の頃に初めて鳴く(七十二候/初侯「かわずはじめてなく」)とされています。
ほたる
ほたるは、前年の6月に産卵して1年かけて成虫となります。成虫になってからの寿命は約2週間です。「ほたる祭り」は、ほたるが5月下旬から6月上旬頃から飛び始めるため、この時期に各地で行われます。
天道虫(テントウムシ)
太陽に向かって飛ぶことから名前がついています。アブラムシを食べる益虫です。
風薫る
5月中頃、ホトトギスが声が響き、南風が爽やかに匂うように吹きわたる様をいます。
青嵐(あおあらし)
5月の下旬ごろに南から吹くやや強い風で、森や草原の緑を色鮮やかに燃え立たせる風。青葉を吹き渡る風の意味。
5月の別名
皐月(さつき)/五月(さつき)/菖蒲月(あやめつき)/橘月(たちばなつき)/五色月(いついろづき)/狭雲月(さくもづき)/早苗月(さなえづき)/仲夏(ちゅうか)/五月雨月(さみだれつき)/多草月(たくさづき)/田草月(たぐさづき)/稲苗月(いななえづき)/月不見月(つきみずづき)
5月の俳句に用いる季語
端午/鯉幟/武者人形/鯛網/菖蒲葺く/菖蒲/菖蒲湯/更衣/卯波/青葉潮/葉桜/新樹/新緑/若葉/卯月八日/夏めく/初夏/薄暑/夏霞/御田植/若楓/篠の子/麦の秋/麦刈/ナイター/ダービー

6月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

6月 上旬の歳時記
6/1 衣替え
6/6 芒種(ぼうしゅ)
二十四節気-梅雨に入るころで、田植えがはじまります。米農家はこの時期に代かきや苗床、田植えなどと忙しく、農繁期を迎えます。
6月 中旬の歳時記
6/11 入梅
雑節-芒種から5日目、立春から数えて135日目に当る6月11日頃の時期をいいます。この日を境に梅雨の季節に入るとされます。
6/16 喜祥の日
6/16 父の日
6月 下旬の歳時記
6/22 夏至
二十四節気-北半球では1年で昼間の時間が最も長い日です。暦のうえでは、本格的な夏になります。
6/23 沖縄慰霊の日
6/30 夏越しの祓
6月を感じる言葉/行事/風習
衣替え
平安時代には、6月1日に冬の袷(あわせ)から夏服の単衣(ひとえ)に替える習慣があり、それを衣替えとよびました。現代では、この日に学校や職場の制服が冬服から夏服にかわるところがあるようです。
喜祥(きしょう)の日
疫病よけの祈願で菓子をお供えした故事から現代では厄除けと招福を願い和菓子をたべる習慣があります。
梅しごと
6月になるとスーパーに梅がならび、梅酒や梅干しの仕込みをします。
父の日
父の日は1966年に当時のアメリカ大統領が、父の日を称賛する大統領告示を発し、6月の第3日曜日を父の日に定めたのが由来で、母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日の花はバラです。
沖縄慰霊の日
沖縄戦は1945年3月末、米軍が沖縄本島に上陸して始まり、日本軍の組織的な戦闘は6月23日に終わったとされます。この戦闘では、軍人と住民を合わせて約20万人の犠牲者をだし、沖縄県は戦後、6月23日を全戦没者の霊を慰める日に定めました。
夏越しの祓(なごしのはらえ)
一年の半分が終わる6月の末日に半年分の罪やけがれを払い、残り半年の無病息災を願う行事です。茅(ち)の輪をくぐったりが行われます。
田植え
昔は梅雨の季節が、田植えの時期でした。田植えは「早乙女」とよばれる女性の仕事で、田植えを終えたばかりの田を「早苗田」といいます。
6月の動植物/食べ物/自然
紫陽花
紫陽花には青色とピンク色があります。青色は、土中のアルミニウムが吸収され、色素と結合して発色します。逆にアルミニウムが吸収されないと、ピンク色になります。アルミニウムは酸性土壌でよく溶け、アルカリ土壌では溶けません。つまり、土が酸性であれば青色、中性〜アルカリ性ならピンク色になります。
カタツムリ
カタツムリは、でんでんむし、まいまいともよばれます。雨に濡れたアジサイの葉にカタツムリは梅雨の時期によくみられる光景です。
ほたる
ほたるは、前年の6月に産卵して1年かけて成虫となります。成虫になってからの寿命は約2週間です。「ほたる祭り」は、ほたるが5月下旬から6月上旬頃から飛び始めるため、この時期に各地で行われます。
鮎(アユ)
鮎は、6月1日(10月まで)以降河川ごとに順次漁が解禁されます。鮎は年魚で一年で生涯を終えます。その生涯の中で若鮎、成魚、落ち鮎と成長に順じてそれぞれの旬を迎えます。
6月の別名
水無月(みなづき)/水張月(みづはりづき)/水月(みなづき)/皆仕月(みなしつき)/弥涼暮月(いすずくれづき)/松風月(まつかぜづき)/風待月(かぜまちづき)/季夏(きか)/涼暮月(すずくれづき)/涸月(こげつ)/暑月(しょげつ)/晩夏(ばんか)/林鐘(りんしょう)/炎陽(えんよう)/鳴雷月(なるかみづき)/晩月(ばんげつ)/伏月(ふくげつ)
6月の俳句に用いる季語
皐月/花菖蒲/杜若/短夜/鑑真忌/時の日/花橘/南風/あいの風/走り梅雨/黒南風/梅雨寒/梅雨晴/空梅雨/紫陽花/花田植/濁り鮒/青梅/岩燕/夏燕/早苗/田植/父の日/螢/夏鴨/田草取/風薫る/白夜/夏至/夏木立/万緑/青葉/夏草/草刈/若竹/夏衣/夏服

7月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

7月 上旬の歳時記
7/1 海開き
7/1 富士山山開き
7/2 半夏生(はんげしょう)
雑節-半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃の意味です。農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安とされるの日です。
7/4 アメリカ合衆国 独立記念日
7/7 七夕
五節句-裁縫の上達を願い素麺を食べます。
7/7 小暑
二十四節気-暑さがどんどん強くなっていくころとされています。
7/9-10 ほうずき市
7月 中旬の歳時記
7/15 中元
中元の起源は中国で、「三元」の風習があり、1月15日を初元、7月15日を中元、10月15日を下元としてお祝いします。その風習が日本に伝わり、親戚や取引先に仏様へのお供え物としてお中元を贈るようになりました。
7/15 海の日
7/15 博多祇園山笠 追山
7/17 祇園祭 山鉾巡行
7/20 土用
「土用の入り」から立秋までの18日間の期間です。土用は年に4回ありますが、昨今の「土用の丑」は夏の土用の期間のことです。
7月 下旬の歳時記
7/23 大暑
二十四節気-夏の暑さが本格的になる頃です。)
7/25 天神祭 船渡御
7月を感じる言葉/行事/風習
アメリカ合衆国 独立記念日
1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日です。「独立記念日(インディペンデンス・デイ)」の呼称が最も一般的です。
入谷朝顔祭り
入谷朝顔祭りは、七夕の季節(7/6-8日)に東京の入谷鬼子母神(真源寺)とその界隈で開催される朝顔祭り。
七夕
日本の七夕は元々中国での行事でしたが奈良時代に伝わり、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた。日本の七夕祭りは、新暦7月7日や月遅れの8月7日、あるいはそれらの前後の時期に開催されます。
ほうずき市
浅草寺に7月10日に参拝すると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるとされ、古くからこの日の参拝が盛んに行われました。その時期に境内では100店ほどのほおずきを売る店が並び「ほうずき市」を催します。
海の日
海の日は1996年(平成8年)から施行された日本の国民の祝日のひとつです。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とした祝日です。
博多祇園山笠
福岡市の櫛田神社で毎年7月1日から7月15日にかけて開催される祭です。正式には櫛田神社祇園例大祭。
祇園祭(京都)
1か月にわたり祭事が行われる祇園祭は八坂神社の祭礼で、7月1日の「吉符入」に始まり7月31日の「疫神社夏越祭」までの約1ヶ月にわたって行われます。ハイライトは八坂神社の神興渡御と33基の山鉾巡行です。
天神祭(大阪)
天満宮(天神社)で催される祭り。祭神の菅原道真の命日にちなんだ縁日で、25日前後に行われます。特に大阪天満宮を中心とした天神祭が有名で、日本三大祭(他は、京都の祇園祭、東京の神田祭)のひとつとされています。
7月の動植物/食べ物/自然
山梔子(くちなし)
6-7月に花が咲き、当初は白色で徐々に黄色に変わっていきます。三大香木(ジンチョウゲ、キンモクセイ)のひとつで、花には強い芳香します。
うなぎ
土用の丑(うし)の日は、土用の間のうち十二支が丑の日です。二回目の丑の日は「二の丑」とよびます。うなぎを食べる習慣についての由来には、平賀源内が発案説が最もよく知られています。
はも
祇園祭や天神祭があるころに旬を迎えるため、「祭りはも」といわれ、京都や大阪ではこの時期か欠かせない食材です。
スイートコーン
スイートコーンとは、トウモロコシの中でも甘みが強い品種の総称です。昨今、スーパーに並ぶものは、より甘味が強く(糖度は15度前後でメロンより甘い)、そして生のまま食べられるものがあります。ただし、スイートコーンは、収穫された時点からどんどん糖分がでんぷん質に変化し甘みが薄れてしまいますので、新鮮なうちに食することがよいでしょう。
セミ
蝉は、鳴き始める時期やイメージで季節の移り変わりを感じられます。
ニイニイゼミ(6月の末頃から鳴く、夏の始まりを告げるセミ)
クマゼミ(夏の盛りのセミ)
アブラゼミ(夏の盛りのセミ)
ミンミンゼミ(夏の盛りのセミ)
ヒグラシ(朝夕鳴く。夏の終わり、もの悲しさも感じるセミ)
ツクツクボウシ(夏の終わりを告げるセミ)
南風(はえ/みなみ)
南風 湿気を含んだ熱い風。夏の風。
黒南風(くろはえ) 梅雨のころに吹き、黒雲をはこぶ風。
ながし南風 雨を含んだ生暖かい風。
白南風(しろはえ) 梅雨明けに吹き、雨雲を一掃する明るい風。
暑中見舞い/残暑見舞いの時期
 小暑(7/7)と大暑(7/23)期間を暑中と呼び、暑中見舞いはこの期間に送るのが正式ですが、一般的には、梅雨明けから立秋(8/8)まで「暑中見舞い」を送り、それ以降は「残暑見舞い」として送ることも多いようです。なお、残暑見舞いは処暑(8/23)までに送ります。
お中元の時期
 中元の起源は中国で、「三元」の風習があり、1月15日を初元、7月15日を中元、10月15日を下元としてお祝いします。その風習が日本に伝わり、親戚や取引先に仏様へのお供え物としてお中元を贈るようになりました。よって、お中元はお盆の頃に贈るのが本来の意味でよいといえます。
 ここで注意したいのは、お盆は地域よって7月盆と8月盆で異なることです。また、習慣的にその時期が決まっている地域もあります。一般的に7月盆の場合、7月初旬から15日まで、8月盆の場合は、8月初旬から15日までとなります。
 なお、7月盆で7月15日より後に贈る場合は「暑中お見舞い」、目上の方宛は「暑中お伺い」。立秋(8/8頃)より後にあった場合は「残暑お見舞い」、「残暑お伺い」として贈るのがよいでしょう。
7月の別名
女郎花月(おみなえしづき)/建申月(けんしんげつ)/親月(しんげつ)/七夕月(たなばたづき)/桐月(とうげつ)/七夜月(ななよづき)/初秋(はつあき)/文月(ふづき)/文披月(ふみひろげづき)/愛逢月(めであいづき)/蘭月(らんげつ)/涼月(りょうげつ)
7月の俳句に用いる季語
山開き/海開き/海の家/楸邨忌/青田/梅雨明/白南風/返り梅雨/冷夏/雷/夕立/虹/夏の宵/川床/森林浴/登山/キャンプ/雲海/赤富士/浴衣/甚平/夜店/打水/麦茶/氷水/アイスクリーム/ビール/心太/冷奴/扇風機/冷房/水遊び/炎天/夕焼/熱帯夜/土用/土用鰻/雨乞/海水浴/夏休/帰省/避暑/林間学校/夏風邪/日射病/花火/夕顔

8月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

8月 上旬の歳時記
8/1 八朔
八月朔日(ついたち)旧暦の8月1日のことで、早稲の穂が実るころとされ、「田の実の節句」ともよぶ。
8/2-7 青森ねぶた祭り
8/6-8 仙台七夕祭り
8/8 立秋
二十四節気-この日から暦の上では秋。
8/6 広島原爆の日
8月 中旬の歳時記
8/9-12 よさこい祭り
8/9 長崎原爆の日
8/11 山の日
8/15 終戦記念日
8/15 旧盆/月遅れ盆/盂蘭盆会
8/16 京都五山送り火
8月 下旬の歳時記
8/23 処暑
二十四節気-暑さがおさまる頃。
8/24 地蔵盆
8/26 吉田の火祭り
8月を感じる言葉/行事/風習
山の日
山の日は、2014年(平成26年)に制定され国民の祝日です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としています。
仙台七夕祭り
仙台七夕(せんだいたなばた)は、五節句の1つ「七夕」に因んで毎年行われている年中行事です。仙台七夕は月遅れの8月6日から8日の3日間にわたって行われます。
終戦記念日
昭和20年(1945)8月15日に日本は米英中3国によるポツダム宣言受諾を申し入れ、15日無条件降伏し、第二次世界大戦が終結しました。戦争の誤りと惨禍を反省、平和を誓うため、全国戦没者追悼式が行われていましたが、82年4月、戦争を知らない世代に戦争の経験と平和の意義を伝えるため、この日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とすることが閣議決定されました。
盂蘭盆会
旧暦の7月15日から16日は、祖先を供養する日です。 13日には、「迎え盆」で祖先を迎える棚やキュウリやナスで作った精霊馬を飾ります。16日は、「送り盆」で、祖先が迷わず戻れるように送り火を焚いて送り出します。
京都五山送り火
五山送り火(ござんのおくりび)は、8月16日に京都の如意ヶ嶽(大文字山)など京都を囲む五山で行われるかがり火のことです。「大文字の送り火」とよばれることがあります。京都の夏の終わりを告げる風物詩です。
地蔵盆
地蔵盆(じぞうぼん)は、地蔵菩薩の縁日ことです。厳密には毎月24日ですが、その中で特にお盆にも近い旧暦7月24日のものをいい、各地の地区でお地蔵さんを祀るお祭りが開催されます。
暑気払い
暑気払い(しょきばらい)とは、冷たい食べ物や体を冷やす食品などで体に溜まった熱気を取り除こうとすることです。「暑さをうち払う」という意味があります。 8月の動植物/食べ物/自然
スイカ
スイカはつる性の瓜科植物なので、本来であれば野菜ですが、夏を象徴する果物といっても過言ではないでしょう。スイカは、赤肉種、黄肉腫、球形、長楕円形、表皮の模様などざまざまあります。
ヒマワリ
真夏を象徴する花。太陽に向かって伸びていく性質がります。原産は北米で栽培されているものはヒマワリ油を取るためです。
蓮(はす)
夏の終わり、夜明けに花を開く。開花を鑑賞することを「蓮見」という。(七十二候次候-はすはじめてひらく) 金魚
金魚は夏祭りの露店の定番金魚すくいでおなじみですが、原産は中国です。鑑賞魚として和金、琉金、出目金などの種類があります。
カブトムシ
夏休みの昆虫採集のお目当てとしてクワガタに並んで人気の虫。
秋のセミ
夏の終わりに鳴くセミを「秋告げ蝉」といいます。蜩(ヒグラシ)(七十二候の三十八候/立秋の次候-「寒蝉(ヒグラシ)なく」)やツクツクボウシがそれにあたります。
夕立
夏の午後、急に入道雲が現れ、雷をともないながら激しく降る雨。暑い日の夕刻、一瞬の涼風をもたらし、虹がみられることも多くあります。
鰯(イワシ)雲
正式には、巻積雲、鱗雲(ウロコ雲)です。夕暮れどき、小さな雲が群れをなし広く浮かんでいるようすが鰯の大群を思わせます。秋を訪れを告げる雲といえます。 暑中見舞い/残暑見舞いの時期
 小暑(7/7)と大暑(7/23)期間を暑中と呼び、暑中見舞いはこの期間に送るのが正式ですが、一般的には、梅雨明けから立秋(8/8)まで「暑中見舞い」を送り、それ以降は「残暑見舞い」として送ることも多いようです。なお、残暑見舞いは処暑(8/23)までに送ります。
お中元の時期
 中元の起源は中国で、「三元」の風習があり、1月15日を初元、7月15日を中元、10月15日を下元としてお祝いします。その風習が日本に伝わり、親戚や取引先に仏様へのお供え物としてお中元を贈るようになりました。よって、お中元はお盆の頃に贈るのが本来の意味でよいといえます。
 ここで注意したいのは、お盆は地域よって7月盆と8月盆で異なります。また、習慣的にその時期が決まっている地域もあります。一般的に7月盆の場合、7月初旬から15日まで、8月盆の場合は、8月初旬から15日までとなります。
 なお、7月盆で7月15日より後に贈る場合は「暑中お見舞い」、目上の方宛は「暑中お伺い」。立秋(8/8頃)より後にあった場合は「残暑お見舞い」、「残暑お伺い」として贈るのがよいでしょう。
8月の別名
秋風月(あきかぜづき)/雁来月(かりきづき)/観月(かんげつ)/建酉月(けんゆうげつ)/木染月(こぞめつき)/壮月(そうげつ)/竹春(ちくしゅん)/仲秋(ちゅうしゅう)/月見月(つきみつき)/燕去月(つばめさりづき)/葉月(はづき)/紅染月(べにそめづき)
8月の俳句に用いる季語
原爆忌/立秋/初秋/天の川/盆花/盆休/中元/盆竈/墓参/終戦記念日/大文字/処暑/稲妻/芭蕉/稲の花/不知火/鳩吹く

9月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

9月 上旬の歳時記
9/1 防災の日
9/1 二百十日(にひゃくとおか)
雑節-立春から数えて210日目で、稲の花が咲いて実を結ぶ頃とされます。「台風を警戒する頃」の意味があります。
9/8 白露(はくろ)
二十四節気-秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃。
9/9 菊/重陽(ちょうよう)の節句
菊を浮かべた酒を飲み、長寿を願いまます。別名-栗の節句、栗ご飯を食べます。
9月 中旬の歳時記
9/11 二百二十日(にひゃくはつか)
雑節-立春から数えて220日目で、「台風を警戒する頃」の意味があります。
9/13 十五夜
9/17 敬老の日
9/18 秋の社日(しゃにち)
その土地の産土神(うぶすながみ)を祀る日です。収穫を祈願します。
9月 下旬の歳時記
9/23 彼岸(ひがん)の中日
秋分の日の前後3日(20日-26日)を含めた7日間をお彼岸とよびます。ご先祖様の供養や墓参りをする日です。
9/23 秋分/秋分の日
二十四節気-昼夜の長さが同じになる日で、この日を境に日が短くなります。
9月を感じる言葉/行事/風習
防災の日
1960年(昭和35年)に制定されました。9月1日は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし制定された啓発日です。
十五夜/お月見/中秋の名月
十五夜とは月、主に満月を眺めて楽しむことです。観月(かんげつ)とも称します。 お月見は、旧暦9月13日から14日の夜(九月十三夜)に行われます、単に「十五夜(じゅうごや)」、「十三夜(じゅうさんや)」という場合、これらの夜を意味します。芋をお供えすることから「芋名月」ともいいます。陰暦8月15日の夜は中秋の名月の夜で、平安時代から酒宴を催し、詩歌を詠む習わしがありました。
敬老の日
敬老の日は、国民の祝日のひとつで、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。
9月の動植物/食べ物/自然
彼岸花(ヒガンバナ)
球根のある多年草です。秋の彼岸ごろに咲くことに由来します。各地でその呼び名は様々あり、曼珠沙華(マンジュシャゲ)死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、蛇花(へびのはな)、剃刀花(かみそりばな)などなどたくさんあります。有毒があり、食用にはしませんが、根を張るため、田畑のあぜや堤防、墓地などを強くするために植えられました。
萩の花
落葉の低木です。秋の七草のひとつで、花は7月から10月に咲きます。 秋に枝の先端から多数の花枝を出し、赤紫の花の房をつけます。
秋なす
ナスは初夏から秋にかけてとれる野菜ですが、特に秋ナスは「秋ナスは嫁に食わすな」ということばがあり有名です。一般的な解釈は「秋ナスはとても美味しいので嫁なんかに食べさせるのはもったいない」というものですが、夏野菜であるナスは体を冷やす(カリウムの地尿作用による)から美味しいからといって多くたべてはいけないとの思いやりのことばと解釈することもできます。
サンマ
サンマは「秋刀魚」と書くように秋を告げる食べ物の代表格でしょう。サンマは広い海域を回遊する魚で、日本の近海では、南の暖かい海域で孵化した稚魚が成長しながら北上し、秋には産卵に向けて南下します。9月のはじめに落語の「目黒のさんま」につなんだ祭りもおこなわれます。
おはぎ
もち米とうるち米を混ぜたものを蒸し、米粒が残る程度に軽く搗いて丸めたものに、餡をまぶした食べ物です。米を半分潰すことから「はんごろし」ともよばれます。秋のお彼岸のお供え物とされます。春のお彼岸は「牡丹餅(ぼたもち)」ですが、名前がちがうだけで同じものです。秋は萩が咲くころで、春は牡丹が咲くころから由来するとされます。
秋の七草
秋を代表する七つの草花です。萩/尾花/葛(くず)/撫子(なでしこ)/女郎花(おみなえし)/藤袴(ふじばかま)/桔梗(ききょう)。春の七草は食べられるますが、秋の七草は鑑賞用で秋の訪れを知らせる草花ばかりです。
赤トンボ
赤色のトンボの総称です。秋の夕刻、夕焼けの中を群を成して飛ぶ様子が秋の情緒を感じさせます。
スズムシ
秋になって鳴く代表的虫の1種で,雄は前羽を立てて「リーン、リーン」と鳴きます。
コウロギ
秋になって鳴く代表的虫の1種で,羽にやすり状の発音器や共鳴室があり、発音器をこすり合わせて「鳴く」きます。数秒おきの間隔で「コロコロコロコロ」と鳴きます。
秋雨(あきさめ)
8月後半頃から10月頃にかけて降る長雨のことです。秋の長雨、秋霖(しゅうりん)、すすき梅雨ともいいます。 この時期に北日本から順に寒冷前線が南下、東進するようになります。それは次第に低気圧とともに前線化し、停滞する秋雨前線なります。
野分(のわき)
台風の古い名で、秋の野を分けるように強く風のことで、平安時代には使われいました。
露(つゆ)
秋になると朝方冷え込み水蒸気が露となり、太陽が昇ると消えることから「はかない」命や人生の象徴です。
鰯(イワシ)雲
正式には、巻積雲、鱗雲(ウロコ雲)です。夕暮れどき、小さな雲が群れをなし広く浮かんでいるようすが鰯の大群を思わせます。秋を訪れを告げる雲といえます。
9月の別名
彩月(いろどりづき)/祝月(いわいづき)/詠月(えいげつ)/菊開月(きくさきづき)/菊月(きくづき)/晩秋(くれのあき)/玄月(げんげつ)/建戌月(けんじゅつづき)/青女月(せいじょづき)/竹酔月(ちくすいづき)/長月(ながつき)/寝覚月(ねざめづき)/晩秋(ばんしゅう)/暮秋(ぼしゅう)/紅葉月(もみじづき)
9月の俳句に用いる季語
葉月/秋意/八朔/震災忌/風の盆/二百十日/秋の朝/秋の夜/初月/三日月/夜長/白露/台風/秋の七草/鈴虫/秋場所/月/待宵/名月/月見/燕帰る/秋刀魚/蕎麦の花/爽やか/水澄む/富士の初雪/鯖雲

10月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

10月 上旬の歳時記
10/1 衣替え
10/7-9 長崎くんち
10/8 寒露
二十四節気-晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露。本格的秋の始まる頃。
10月 中旬の歳時記
10/11 十三夜
10/13 恵比寿講
10/14 体育の日
10/17 神嘗祭(かんなめさい)
10月 下旬の歳時記
10/21 秋土用入り
10/22 即位礼正殿の儀(2019年限定祝日)
10/23 霜降
二十四節気-早朝に霜が降りはじめる頃。
10/27 読書週間(11/9まで)
10/31 ハロウィン
10月を感じる言葉/行事/風習
衣替え
平安時代には、6月1日と10月1日に冬の袷(あわせ)と夏服の単衣(ひとえ)に替える習慣があり、それを衣替えとよびました。現代では、この日に学校や職場の制服が冬/夏服にかわるところがあるようです。
長崎おくんち
長崎市の諏訪神社の祭礼です。10月7日から3日間催されます。「龍踊(じゃおどり)」「鯨の潮吹き」など、奉納の踊がみどころです。「くんち」の名称は、旧暦の重陽の節句に由来します。
十三夜
十三夜は旧暦9月13日の少し欠けた月をみることです。栗や豆をお供えすることから「栗名月」、「豆名月」ともいいます。十五夜と十三夜の片方しかみないのは「片目月」といって縁起が悪いされています。
恵比寿講
神無月(旧暦10月)に出雲に赴かない「留守神」とされた恵比寿様を祀り、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁、商売繁盛を祈願する行事です。
体育の日
日本の国民の祝日のひとつです。「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨としています。元は10月10日で1964年の東京オリンピックの開会日にちなんで日が選ばれました。
神嘗祭(かんなめさい)
宮中祭祀のひとつで、五穀豊穣の感謝祭にあたり、宮中および伊勢神宮で儀式が行われます。その年の初穂を天照大御神に奉納する儀式が行われます。
読書週間
読書週間は、10月27日から11月9日までの2週間です。
ハロウィン
毎年10月31日に行われます。秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す行事でしたが、アメリカでは子供たちが仮装して家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがあります。近年日本でも仮装した若者をみかけるようになっりました。
10月の動植物/食べ物/自然
秋桜(コスモス)
秋に桃・白・赤色の花を咲かせます。景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたコスモスの花畑があります。
金木犀(キンモクセイ)
日本三大香木のひとつで、無数に小さいオレンジ色の花を咲かせます。その香りのよさから秋を代表する花といえるでしょう。

日本では観賞用として発展し、秋に全国各地で菊花展が開催されます。秋を代表する花といえます。菊の紋のうち、八重菊を図案化した十六八重表菊は、天皇および皇室を表す紋章でもあります。
ススキ
ススキは、尾花ともいい秋の七草のひとつです。また茅(かや)とよばれる植物の一種でもあります。日当たりのよい山野に生息しています。
新そば
新そばとは、秋に取れたばかりの蕎麦のことです。きれい緑色です。
新米
その年新しくとれた米のことで、9月から10月にかけて出回るようになります。
松茸
キノコの一種で、香りがよく、松茸ごはんやお吸い物など秋を代表する食材です。
ぶどう
秋を代表する果物です。各地で栽培されています。日本では、大粒の巨峰がもとも多く栽培されていますが、他もマスカット、藤稔、紫玉、紫苑、ピオーネなどたくさんの品種が栽培されています。
サツマイモ
サツマイモ(薩摩芋/さつまいも)は甘藷(かんしょ)ともよばれます。サツマイモは、「紅あずま」や「高系14号」などがホクホク系が主流うでしたが、昨今は「安納芋」や「紅はるか」に代表されるしっとり系の濃厚な甘さの芋など出回るようになり、好みで選べるようになってきました。

農村には、柿の木が植えられてることが多く、干し柿にして食べられていました。最近では、甘味の強い高価な品種も出回るようになりました。

鮭には多くの種類がありまうが、それぞれ旬の時期が違います。一般的に日本で鮭というと「白鮭(シロサケ)」をさします。白鮭は9〜11月までの間に生まれた川に戻って産卵します。この白鮭を「秋鮭」「秋味」と呼び、この時期が旬となります。時鮭(時しらず)といわれる鮭は、間違えて春に戻ってきてしまった白鮭のよび名です。時鮭の旬は4〜7月、春から初夏になります。他の銀鮭は8〜10月、紅鮭は6〜8月が旬の時期です。
時雨
主に秋から冬にかけて、一時的に降ったり止んだりする雨のことです。時雨が降る天候に変わることを時雨れる(しぐれる)ともいいます。
10月の別名
神在月(かみありづき)/神去月(かみさりづき)/雷無月(かみなかりづき)/神無月(かんなづき)/建亥月(けんがいげつ)/小春(こはる)/時雨月(しぐれづき)/上冬(じょうとう)/大月(たいげつ)/初霜月(はつしもつき)
10月の俳句に用いる季語
赤い羽根/秋晴/秋高し/馬肥ゆる/秋風/鹿の角切/運動会/後の月/初紅葉/薄紅葉/松茸/新米/新酒/稲/豊年/渡り鳥/菊/稲刈/刈田/秋祭/秋寒/そぞろ寒/肌寒/夜寒/新蕎麦/銀杏/草虱/秋時雨/露霜/冬仕度/紅葉/紅葉狩/秋深し/行く秋/秋惜しむ/暮の秋/冬近し

11月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

11月 上旬の歳時記
11/2-4 唐津くんち
11/3 文化の日
11/8 立冬
二十四節気-この日から立春の前日までが暦の上では冬。
11/8 火焚祭(伏見稲荷大社)
11/8 酉の市
11月 中旬の歳時記
11/15 ボジョレー・ヌーボー解禁日
11月 下旬の歳時記
11/22 小雪
二十四節気-木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃。
11/23 勤労感謝の日
11/23 新嘗祭(2019は天皇即位後最初のため「大嘗祭」)
11月を感じる言葉/行事/風習
唐津くんち
唐津市にある唐津神社の秋季例大祭です。平成27年にユネスコ無形文化遺産にも 登録されています。巨大な曳山(ひきやま)が、唐津市内を巡行します。
文化の日
祝日のひとつです。日付は11月3日で明治天皇の誕生日でした。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としています。また、皇居で文化勲章の親授式が行われます。
火焚祭
11月に京都の各神社で行われる神事です。新嘗祭や冬祭と呼ばれるところもあります。奉納された護摩木を、火床に入れ焚き上げます。秋の収穫に感謝し、厄除けなどを願いつつ、護摩木(火焚串)に書かれた諸々の願いを祈願する行事です。
酉の市
関東地方を中心に例年11月の酉の日に行われる祭です。「酉の市」では、露店で縁起熊手を売られます。
ボジョレー・ヌーボー解禁日
解禁日は早出し競争による品質低下を防ぐため設けられました。当初解禁日は11月15日でしたが、この日が土日にあたるとワイン運搬業者がお休みになってしまうため、1985年より11月の第3木曜日に改定されました。日本は先進国の中で最も早くボジョレー・ヌーヴォーを味わうことができます。
勤労感謝の日
祝日のひとつです。「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。戦前は、新嘗祭(にいなめさい)の日でしたが、戦後天皇行事と国事行為が切り離される形で「勤労感謝の日」となりました。
新嘗祭
新嘗祭(にいなめさい)は宮中祭祀のひとつです。収穫祭にあたるもので、11月23日に天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に勧め、また、自らもこれを食べて、その年の収穫に感謝します。天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭を大嘗祭といいます。
七五三
11月15日に7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事です。現在では11月中のいずれかの土・日・祝日に行なうことも多くなっています。神社などで「七五三詣で」を行いご報告、感謝、祈願を行います。
千歳飴
七五三では、親が子に長寿の願いを込めた「千歳飴」を与えて食べて祝います。千歳飴という名称は、「千年」つまり「長い」「長生き」という良い意味があり、細く長く、縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されています。
11月の動植物/食べ物/自然

日本では観賞用として発展し、秋に全国各地で菊花展が開催されます。秋を代表する花といえます。菊の紋のうち、八重菊を図案化した十六八重表菊は、天皇および皇室を表す紋章でもあります。
サツマイモ
サツマイモ(薩摩芋/さつまいも)は甘藷(かんしょ)ともよばれます。サツマイモは、「紅あずま」や「高系14号」などがホクホク系が主流うでしたが、昨今は「安納芋」や「紅はるか」に代表されるしっとり系の濃厚な甘さの芋など出回るようになり、好みで選べるようになってきました。
銀杏
銀杏は、イチョウの種子で、炒ったり、茶碗蒸しなどの具材として食用にされます。
牡蠣(かき)
食用にされるカキは、広島の養殖で「真牡蠣(マガキ)」天然の「岩牡蠣(イワガキ)」、それに有明海などで獲れる「有明牡蠣」が有名です。11月頃から美味しくなり、冬がカキの本格的なシーズンです。また、岩ガキは6月から8月に旬を迎えます。
ツル
ツルは、10月中旬から12月頃にかけて、越冬のためシベリアから渡来し、3月頃まで滞留します。最大の飛来地は鹿児島県出水市です。
時雨
主に秋から冬にかけて、一時的に降ったり止んだりする雨のことです。時雨が降る天候に変わることを時雨れる(しぐれる)ともいいます。
木枯らし
太平洋側地域で晩秋から初冬の間(10月半ばから11月末まで)に吹く風で風速8m/s以上の北寄りの風のことです。冬型の気圧配置になったことを示す現象です。
小春日和
晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな晴天のことです。春とついていますが、旧暦10月のことを小春といい、小春日和は冬の季語です。
氷雨
空から降ってくる氷の粒のことでしす。または、冬に降る冷たい雨のこともいいます。気象学では、氷の粒の直径が5mm以上のものを雹(ひょう)、5mm未満のものを霰(あられ)とよびます。なお、俳句においては氷雨は夏の季語となります。
11月の別名
神楽月(かぐらづき)/神帰月(かみきづき)/建子月(けんしげつ)/辜月(こげつ)/霜月(しもつき)/霜降月(しもふりづき)/霜見月(しもみづき)/天正月(てんしょうげつ)/雪待月(ゆきまちづき)/陽復(ようふく)/竜潜月(りゅうせんげつ)
11月の俳句に用いる季語
神の旅/神の留守/立冬/初冬/初時雨/初霜/冬めく/酉の市/熊手/七五三/新海苔/蕎麦刈/麦蒔/小春/冬晴/帰り花/紅葉散る/落葉/銀杏落葉/枯葉/木の葉/時雨/神迎/北颪/冬暖

12月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

12月 上旬の歳時記
12/1 映画の日
12/7 大雪
二十四節気-山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降る頃。
12/8 針供養
12月 中旬の歳時記
12/13 正月事始め
12/13 煤払い(すすはらい)
12月 下旬の歳時記
12/22 冬至
二十四節気-太陽が最も低い位置にあり、1年で最も夜が長く、昼が短い日。
12/23 平成天皇(上皇)誕生日
12/24 振替休日
12/25 クリスマス
12/31 大祓い
12/31 大晦日
12月を感じる言葉/行事/風習
正月事始め
正月を迎える準備を始めることです。昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行く習慣がありました。江戸時代に12月13日は婚礼以外は全てのことに吉とされているので、正月の年神様を迎えるのに良いとして、この日が選ばれました。また、29日は二重苦で縁起が悪く、31日は年神様をお迎えするに1日だけでは失礼ということで避けられたことから準備は28日までに終えなければなりませんでした。
針供養
折れ、曲がり、錆びた縫い針を神社で供養する行事です。豆腐やコンニャクに刺して供養します。2月8日または12月8日に行われます。一般的には2月8日であるが、関西地方や九州地方では12月8日が一般的です。
柚子湯
柚子湯(ゆずゆ)は、柚子を浮かべた風呂です。江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯舟に入浴する習慣があります。「ゆず湯に入れば風邪を引かない」といわれ、冬至の日に柚子湯をします。
煤払い(すすはらい)
年末に屋内の煤を払い、大掃除することです。最近では大晦日近くにするようになったが,かつては、正月事始めの12月13日と決まっていて、この日に正月用の松迎えや節木伐りをしました。煤払いは単なる大掃除ということでなはなく、年間の厄を取りはらう行事でした。
除夜の鐘
大晦日(12月31日)の深夜0時をはさんでつく鐘のことをいいます。 人には百八つの煩悩(ぼんのう)があるといわれ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘をつく回数は108回とされています。
クリスマス
キリストの誕生(誕生日とは違う)を祝う祭であり、降誕祭ともいいます。日本では、クリスマスはひとつのイベント感覚で、街もイルミネーションに飾られ華やかです。クリスマスが終わると年の瀬を迎えたと感じるのではないでしょうか。
歳の市
年末に立つ市で,年神祭の用具や正月用の飾物,雑貨,衣類,海産物の類を売るのを目的としています。有名なものとしては、浅草寺の「歳の市」(羽子板市とよばれます)があります。江戸後期から続く年の瀬の風物詩で、かつては浅草見附から上野まで出店がならんだとのことです。
正月飾り
正月に向けて飾られるもので、29日(二重苦)、31日は(1日だけではお迎えする年神様に失礼)避けて飾ります。 主なもには門松、松飾り、しめ飾り、しめなわ、神棚飾り、鏡餅、羽子板、破魔弓があります。
年越しそば
大晦日に縁起を担いで食べる蕎麦で、歳末の日本の風物詩です。江戸時代には定着していた文化です。ソバは他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で年越し前に食べるといわれています。
大晦日
1年の最後の日。旧暦では毎月の最終日を晦日(みそか)といい、年内で最後の晦日なので大晦日といいます。大晦日は、「NHKの紅白歌合戦」、「いく年くる年」をみて、初詣にでかけるのが定番でしたが、昨今では海外で過ごしたり、年越しライブなど多様な過ごし方ができるようになりました。
12月の動植物/食べ物/自然
シクラメン
鉢植え植物では生産量が多く、冬の鉢植えの代表格として定着しています。12月頃から多くでまわるようになります。
みかん
通常みかんというとき、ウンシュウミカンをさします。 冬の食卓や家族団欒のシーンには欠かせない果物です。
ズワイガニ
ズワイガニは資源保護のため、海域毎に解禁日が設けられています。ズワイガニは、冬の味覚の代表格といえるでしょう。ズワイガニはオスとメスで体の大きさが違い、メスは卵を抱いている状態のため、オスとメスを別物として扱われています。価格も高価なオスに対してメスは手頃な価格で店頭に並びます。「松葉がに」や「越前がに」「加納がに」など各地でブランド化されています。
鮟鱇(あんこう)
食用とされるのは、アンコウとキアンコウのです。秋から肝が大きくる事や鍋ものにすることが多いためその旬は晩秋から冬といえます。
冬日和(ふゆびより)
穏やかに晴れた冬の日のころです。冬晴れも同様の意味です。 お歳暮の時期
お歳暮は、正月用のお供えものです。現在は、12月上旬から20日頃までに贈るのがよいでしょう。紅白の引水を蝶結び、花結びにして、のし紙に「お歳暮」、差出人の名前を書いて贈ります。25日を過ぎる場合は、「お年賀」と書き、松の内(7日)までに贈りましょう。
12月の別名
黄冬(おうとう)/弟月(おとづき)/親子月(おやこづき)/限月(かぎりのつき)/暮来月(くれこづき)/建丑月(けんちゅうげつ)/極月(ごくげつ)/師走(しわす)/春待月(はるまちつき)/晩冬(ばんとう)/氷月(ひょうげつ)/暮歳(ぼさい)/臘月(ろうげつ)
12月の俳句に用いる季語
寒波/短日/越冬燕/鶴/夜神楽/初雪/冬木/枯木/冬桜/冬野/冬眠/熊/牡蠣/湯ざめ/風邪/セーター/冬服/コート/北風/雁木/霧氷/樹氷/冬至/柚子湯/クリスマス/賀状書く/ボーナス/冬休み/歳暮/ご用納め/年の暮/行く年/大晦日/晦日蕎麦/年越/除夜/年惜しむ

1月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

1月 上旬の歳時記【2020年版】
1/1 元日
1/2 初夢/書き初め
1/6 官庁御用始め
1/6 小寒
二十四節気-池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃。
1/7 人日の節句(七草)
五節句-七草粥を食べます。
1月 中旬の歳時記【2020年版】
1/11 鏡開き
1/13 成人の日
1/14 寒九の水くみ
1/15 小正月
1月 下旬の歳時記【2020年版】
1/20 大寒
二十四節気-冷え込みが強く、寒さが最も厳しい頃。
1/20 二十日正月
1/31 さっぽろ雪まつり
1月を感じる言葉/行事/風習
元日
元日(がんじつ)は年の最初の日。昭和の前期まで皇室行事である四方拝にちなみ、四方節(しほうせつ)とよびました。戦後、四方節に代わって「年のはじめを祝う」ことを趣旨として、国民の祝日となりました。「元日」と「元旦」の違いは、「旦」は「夜明け」の意があり、「元旦」は「元日の朝」をさいます。
初夢
新年のある夜にみる夢のことです。この夢の内容で、1年の吉凶を占う風習があります。初夢にみると縁起が良いものを表すことわざに「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」があります。
初詣
年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事です。一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりします。社寺へ参拝を行って、社務所でお守り、破魔矢、風車、熊手などを受けたり、絵馬に願い事や目標を書いたりして、今年一年がよい年であるよう祈ります。昨年のお守りや破魔矢などは、このときに社寺に納めて焼いてもらいます。
鏡開き
正月に年神様や仏様に供えた鏡餅を下げて食べる行事です。神仏に感謝し、無病息災などを祈って供えられた餅をお汁粉、雑煮、あられなどにして食べます。
小正月(こしょうがつ)
一般的には1月15日の行事ですが、地方により異なります。この日の朝には小豆粥を食べる習慣があり、早朝に食べることから「あかつき粥」といいます。
どんどや/左義長(さぎちょう)
どんどやは、小正月に行われる火祭りの行事です。地方によってよび方が異なりますが、広くみられる習俗です。 1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などで年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼きます。子供の祭りとされ、いまでも子供会が行うところが多いようです。
成人の日
国民の祝日のひとつです。1月の第2月曜日。平成11年までは1月15日でした。かつて元服の儀を1月15日の小正月に行っていたということから日が選定されました。成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨とします。この日には、各市町村で新成人を招いて成人式が行われます。
寒九の水
寒中の水はその冷たさ極まった様子から、神秘的な力があると信じられていて、飲むと身体に良いとされます。特に寒の入り(小寒)から9日目の水(寒九の水)は効能があるといわれています。その水で餅を搗いたり、酒を造ったりします。
二十日正月
1月20日のことをさします。この日を正月の終りとなる節目の日とする地域も多く、正月の祝い納めとして仕事を休み、正月の行事は終了します。正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕、野菜、大豆などと一緒に煮て食べることから骨正月、頭正月ともいいます。 「さっぽろ雪まつり
札幌市の大通公園をはじめとする複数の会場で毎年2月上旬に開催される雪と氷の祭典です。雪で作った像や氷像(氷彫刻)も展示されます。
だるま市
縁起物のだるまを売る市。だるまはだるま大師の坐禅した姿に模した張り子の玩具です。東日本には白目の目なしだるま,西日本には鉢巻き姿のものが多くみられます。目なしだるまは願い事がかなったとき黒目を書入れる習慣があります。
1月の動植物/食べ物/自然
福寿草
春を告げる花の代表です。元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名をもちます。福寿草という和名もまた新春を祝う意味があり、正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が販売されます。
山茶花(サザンカ)
品種改良で真冬でも花を咲かせる品種あります。冬の季語にされれています。
お節(おせち)料理
おせち料理は、もとは節会や節句に作られる料理の総称でしたが、節日のうち最も重要な正月につくる料理をさすようになりました。料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり、味を濃くしたりするなど、日持ちするものです。これは歳神を迎えて共に食事をする正月の火を尊び、火を使う煮炊きをできるだけ避けるべきという風習によります。
雑煮
餅をに数種類の野菜や魚をいれて、醤油や味噌で味をつけた主に正月に食べる煮物です。地域や家庭によって違いがある具材には地方毎に特色があり、それぞれ縁起ものや特産品がいれられます。
七草粥
人日の節句(1月7日)の朝に食べられている料理です。春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の無病息災を願って食べます。正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休めるためといわれます。七草とは、セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。春の七草といわれます。
新巻鮭
内臓を除いた鮭を塩漬けにしたもので、荒巻とも書きます。 お歳暮としての贈答が多く、お正月の食卓でよくみかけるものです。
だいこん
大根は年中みかけますが、冬の大根は比較的甘味が強く、夏は辛みが強いといわれます。 この時期は、おでん、ブリ大根とだいこんを使うこと多く、冬を代表する野菜といえるでしょう。
冬枯れ
冬の草木が枯れ果てた荒涼とした風景をいいます。草や樹が枯れのこともいうが、野山一面が枯れ色となった風景もいいます。
冬将軍
冬将軍とは厳しい冬の様子を表したことばです。冬季に周期的に南下するシベリア寒気団をさします。冬将軍が到来すると日本海側に強い降雪をもたらし、太平洋側では乾燥した北西風が吹き荒れます。
1月の別名
睦月(むつき)/建寅月(けんいんげつ)/孟春(もうしゅん)/霞初月(かすみそめづき)/暮新月(くれしづき)/早緑月(さみどりづき)/三微月(さんびづき)/太郎月(たろうづき)/子日月(ねのひづき)/初空月(はつそらづき)/初春月(はつはるづき)/初見月(はつみづき)/王春(おうしゅん)/開歳(かいさい)/開春(かいしゅん)/解凍(かいとう)/嘉月(かげつ)/華歳(かさい)/月正(げっせい)/元月(げんげつ)/献歳(けんさい)/献春(けんしゅん)/歳始(さいし)/歳首(さいしゅ)/主月歳(しゅげつさい)/首歳(しゅさい)/上春(じょうしゅん)、初月(しょげつ)/初歳(しょさい)/初春(しょしゅん)/初陽(しょよう)/始和(しわ)/新春(しんしゅん)/青陽(せいよう)/泰月(たいげつ)/大簇(たいそう)/端月(たんげつ)/年端月(としはづき)/肇歳(ちょうさい)/年初(ねんしょ)/発歳(はつさい)/方歳(ほうさい)/芳歳(ほうさい)/甫年(ほねん)/昵月(むつき)/陬月(むつき)/孟陬(もうすう)/孟陽(もうよう)/履端(りたん)
1月の俳句に用いる季語
正月/初春/新年/元旦/初日/年男/初詣/年玉/賀状/鏡餅/羽子板/仕事始/松の内/寝正月/十日戎/鏡開/成人の日/吹雪/雪合戦/スキー/氷柱/スケート/寒月/初天神/初不動/早梅/寒梅/寒椿/春待つ/雪折
 

2月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

 手紙の書き出し(時候の挨拶/季節の挨拶文)は、定型の慣用句を使うことでとこは足りますが、手紙の内容を読み手により印象に残させたいと望むなら読み手を引き付ける独自の書き出しを書くのが効果的です。 とはいえ、カジュアルな手紙ならともかく、目上の方への便りや改まった内容であれば、時候の挨拶に季節感は不可欠です。しかし、現代の生活では季節感を想起しづらいのもです。
 ここでは、各月毎に歳時記や季節の行事、草花、動植物、旬の食べ物を紹介しますので自身で書き出しを考える参考にされてください。
 

2月(歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名)

2月 上旬の歳時記
2/3 節分
雑節-節分は立春の前日で、豆まきをまいて1年の厄をはらう日です。季節を分ける意味で、節分とよばれます。
2/4 立春
二十四節気-この日から暦の上では春。
2/8 針供養
2/9 初午/初午大祭
2月の最初の午の日で、稲荷神(いなりしん)のお祭りが行われる日です。稲荷神(いなりしん)は農業や商業の神様とされ、豊作や商売繁盛を願って稲荷神社に参拝する習慣ができました。
2月 中旬の歳時記
2/11 建国記念の日
2/14 バレンタインデー
2/19 雨水
二十四節気-雪から雨へと変わり、降り積もった雪も溶けだす頃。
2月 下旬の歳時記
2/23 天皇誕生日
2/24 振替休日
2/25 北野天満宮梅花祭
2月を感じる言葉/行事/風習
初午/初午大祭
2月の最初の午の日で、稲荷神(いなりしん)のお祭りが行われる日です。稲荷神(いなりしん)は農業や商業の神様とされ、豊作や商売繁盛を願って稲荷神社に参拝する習慣ができました。
針供養
折れ、曲がり、錆びた縫い針を神社で供養する行事です。豆腐やコンニャクに刺して供養します。2月8日または12月8日に行われます。一般的には2月8日であるが、関西地方や九州地方では12月8日が一般的です。
建国記念の日/紀元節
国民の祝日のひとつ、日本の建国を祝う日です。「建国をしのび、国を愛する心を養う。」という趣旨で制定されました。この日は、かつての祝祭日のひとつ紀元節でした。紀元節は、『日本書紀』が伝える初代天皇である神武天皇即位の日とされます。
春節/旧元旦
中国/中華圏における旧暦(時憲暦)の正月(旧正月)ことです。重要な祝祭日のひとつで、新暦の正月より盛大に祝われます。
バレンタインデー
聖バレンタインデーは、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされています。ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日です。日本では、女性が男性ほ恋人や知人、上司などへチョコレートを贈る習慣が定着しています。
天皇誕生日(2020年から祝日)
令和に入り、新たな天皇の誕生日として2020年から祝日となります。
北野天満宮梅花祭
菅原道真公の祥月命日に行われる祭典で、約900年の歴史があります。この日、三光門前広場では「梅花祭野点大茶湯」を催します。梅の盛りを迎えた境内で華やかな野点を楽しめます。
2月の動植物/食べ物/自然

早春を表す季語で、寒気の残る中、花が開きます。その気品ある清楚な姿は、古くから桜とともに日本人に愛されています。木と花は主に鑑賞用、実は食用とされます。 七十二候の芒種末候(6月中頃)には「梅子黄」(梅の実が黄ばんで熟す)とある。
椿(ツバキ)
寒椿は早咲き椿ともいわれ、冬のうちに咲く椿の総称です。椿は春を代表する花で、肉厚の葉の中に真紅の花が咲きます。花が散るとき、花ひとつが丸ごと落ちるので落椿という言葉があります。
雪下キャベツ
雪下キャベツは、秋に収穫する野菜をあえて収穫せずに雪の下でそのままにしておくか、収穫後に雪の中で貯蔵することで甘みが増す特性を利用して栽培されたキャベツです。出荷の最盛期は翌1月〜2月で雪深い東北から北海道が産地です。 「かぶ
カブは、通年出回りますが、寒い時期のほうが甘味もまして味も美味しくなる旬と言えます。
初音(はつね)
鳥や虫がその年最初に鳴いた声のことです。特に、鶯(うぐいす)の鳴き声にいいます。
ウグイス
ウグイスは春を告げる鳥です。古くからその声を愛で、初音がもてはやされました。梅の花の蜜を吸いにくるので、むかしから「梅に鶯」といわれ、梅につきものの鳥とされました。
恵方巻き
節分に恵方を向いて無言で食べると縁起が良いとされている巻き寿司のことです。恵方巻は、2000年以降広く日本に広まった習慣です。
チョコレート
バレンタインデーに贈られるが、お菓子業界とデパートの広告が影響したと考えられています。これが定着してきたのは1970年代に入ってからです。
余寒
立春後の寒さのことです。寒が明けてもなお残る寒さといういみです。「余寒厳しき折から」などつかいます。この時期に出す便りに余寒見舞いがあります。
霰(あられ)
雲から降る直径5mm未満の氷粒です。5mm以上のものは雹(ひょう)として区別されます。雪あられと氷あられに区別されます。「雪あられ」は雪の周りに水滴がついたもので白色不透明です。気温が0度付近の時に発生します。「氷あられ」は白色半透明および不透明の氷の粒です。発生原理は雹と同じで、積乱雲内で発生します。ともに地面に落下すると、パタパタと音を立てます。
三寒四温
春が近い頃の気象現象で、三日ほど寒い日が続いたあとで四日ほど暖かい日がつづくことです。晩冬、立春の少し前くらいの季語です。
東風(こち)
春に吹く東風のことです。冬型の西高東低の気圧配置が崩れ、太平洋から大陸へ吹きます。温かい風で雪を解かし、梅の花を咲かせます。「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花はるじなしとて春を忘るな」菅原道真の歌が有名です。
薄氷(うすらい)
春浅いころの薄く張った氷のことです。冬の氷と違い、消えやすいことから、淡くはかない印象があります。
2月の別名
殷春(いんしゅん)/梅見月(うめみづき)/衣更月(きさらぎ)/建卯月(けんうづき)/仲春(ちゅうしゅん)/仲の春(なかのはる)/初花月(はつはなつき)/雪消月(ゆききえつき)/雪消月(ゆきげしづき)/令月(れいげつ)/草生月(をぐさおひつき小)
2月の俳句に用いる季語
節分/春日満燈籠/立春/春/寒明/札幌雪祭/早春/春めく/春浅し/春遅し/旧正月/初午/かまくら/雪解/雪しろ/雪崩/残雪/春寒/余寒/春北風/春時雨/野焼/山焼/焼野/梅/梅見/紅梅/金縷梅

3月-歳時記/風物詩/習慣/動植物/食べ物/自然/季語/別名

3月 上旬の歳時記
3/3 桃の節句/雛祭り
五節句-菱餅や白酒などを飲む。
3/6 啓蟄(けいちつ)
二十四節気-大地が温まって冬ごもりから目覚めた虫が、穴から顔を出す頃。
3月 中旬の歳時記
3/13 春日祭
3/14 ホワイトデー
3/18 彼岸の入り
春分の日の前後3日を含めた7日間をお彼岸とよびます。ご先祖様の供養や墓参りをする日です。
3月 下旬の歳時記
3/21 春分の日
二十四節気-昼夜の長さが同じになる日で、この日を境に陽が長くなる。
3/22 春の社日(しゃにち)
その土地の産土神(うぶすながみ)を祀る日です。豊作を祈願します。
3月を感じる言葉/行事/風習
桃の節句/雛祭り
女子の健やかな成長を祈る年中行事です。ひな人形に桜や橘、桃の花など木々の飾り、雛あられや菱餅などを供え、白酒やちらし寿司などの食べて楽しむ節句祭りです。 旧暦の3月3日は、桃の花が咲く時期であるため「桃の節句」とよばれることがあります。
春日祭
春日大社の例祭で、かつては2月/11月の最初の申の日に行われていましたが、明治期に新暦の3月13日に統一されました。
ホワイトデー
バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、そのお返しとしてキャンディ・マシュマロ・ホワイトチョコレートなどのプレゼントを女性へ贈る日とされています。ホワイトデーの習慣は日本で生まれ、一部の地域を除きこのような習慣はないようです。
彼岸
春分の日の前後3日を含めた7日間をお彼岸とよびます。ご先祖様の供養や墓参りをする日です。
春の社日(しゃにち)
その土地の産土神(うぶすながみ)を祀る日です。豊作を祈願します。
3月の動植物/食べ物/自然
沈丁花(ジンチョウゲ)
3月ごろに花を咲かせることから、春を代表する花として季語ともなっています。つぼみは濃紅色で、開いた花は淡紅色でおしべは黄色、強い芳香を放ちます。三大香木(夏-クチナシ/秋-キンモクセイ)のひとつです。沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ)のような花をつける木、という意味でつけられました。
菜の花
一面の菜の花は春の風物詩で、景観植物としての栽培が多くなっていますが、以前は、菜種油の採取や食用に栽培されていたものも多くありました。アブラナともよびます。白や紫の花を咲かせるものもあり、これを「白い菜の花」「ダイコンの菜の花」ということがあります。
わらび
草原、谷地、原野などの日当たりのよいところに群生しています。ぜんまいなどと同じく春を代表する山菜のひとつです。春から初夏にまだ葉の開いてない若芽を取って食用にするほか、根茎から取れるデンプンを「ワラビ粉」として利用します。
ふきのとう
フキを蕾の状態で採取され、天ぷらや煮物・味噌汁・ふきのとう味噌に調理して食べられます。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸などで多くみられます。水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖します。
たらの芽
たらの芽はタラノキの新芽のことで、この新芽の部分を天ぷらなどで食べます。ほのかな苦みや、もっちりした食感が春を告げる食材として人気があり、山菜の王様ともいわれています。
ぼた餅
もち米とうるち米を混ぜたものを蒸し、米粒が残る程度に軽く搗いて丸めたものに、餡をまぶした食べ物です。米を半分潰すことから「はんごろし」ともよばれます。秋のお彼岸のお供え物とされます。春のお彼岸は「牡丹餅(ぼたもち)」ですが、名前がちがうだけで同じものです。秋は萩が咲くころで、春は牡丹が咲くころから由来するとされます。
春一番
一部の地域を除き、2月から3月の半ば、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り/東南東から西南西jへの強い風のことです。春一番が吹いた日は気温が上昇し、翌日などは寒さが戻ることが多くあります。これを「寒の戻り」といいます。
菜種梅雨
3月中ごろから4月にかけて高気圧が北に片寄ると、日本の南岸沿いに前線が停滞して、雨が降り続きます。これが菜の花の咲くころにあたるため、「菜種梅雨(なたねづゆ)」、または「春の長雨」「春霖(しゅんりん)」、「催花雨(さいかう)」ともいいます。
桜前線
日本各地の桜の開花予想日を結んだ線のことです。「桜前線」という言葉はメディアによる造語で、昭和40年代頃から使われています。南から北へ、高度の低い所から高い所へと前線は進みますが、開花予想日が必ずしも連続した線とはならない年もあります。
花ぐもり
桜の花が咲く時期の曇った天気のことです。春の季語で、明るい曇り空をさすことが多くあります。
花冷え
桜の咲く時期の寒さのことで、4月は概ね暖かい日がつづきますが,ときに冷たい空気をもった高気圧が南下して低温となるることがあります。関東で雪が降ることもあります。
3月の別名
花月(かげつ)/季春(きしゅん)/晩春(くれのはる)/建辰月(けんしんづき)/桜月(さくらづき)/早花咲月(さはなさきつき)/蚕月(さんげつ)/宿月(しゅくげつ)/桃月(とうげつ)/花見月(はなみづき)/春惜月(はるをしみつき)/晩春(ばんしゅん)/雛月(ひいなつき)/弥生(やよい)/夢見月(ゆめみづき)
3月の俳句に用いる季語
雛市/桃の節句/雛祭/白酒/菱餅/雛あられ/雛納/謝肉祭/東風/啓蟄/山笑ふ/水温む/入学試験/お水取/春嵐/鳥帰る/彼岸/彼岸桜/春雨/苗床/苗木市/椿/卒業/霞/蕨/春休み/海女

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