宛名の書き方

宛名の書き方--ここでは、封筒、社用封筒やハガキへの縦書/横書の宛名の書き方と宛名に付ける敬称について詳細に解説します。

和封筒宛名(縦書)の書き方

和封筒宛名(縦書)の書き方

 切手 100-1000

東京都令和区令和一の五十番
 令和マンション 一号

令和元男様

親展

和封筒宛名書きで注意すること

1.宛先住所は郵便番号欄から1cm下げ、右から1.5文字分あける。全体の1/3(郵便番号下4桁の欄が目安)のスペース内に収まるよう意識して、1行の文字数は15文字程度とし、2行目(地番やマンション名)を書くときは、1行目より若干小さい文字で書く。
また、「ОΟ方」と書くときは、行の最上部にくるよう改行して書く。
なお、住所が長くなる場合、都道府県を省いて書いてもよく、番地、部屋番等の数字は英数字でよい。
2.宛名は全体の中央に住所より大きい文字で、住所の書き出し文字の位置から1文字分下げて書く。
敬称は、手紙の後付けに書いたものと同じにし、連名の場合は各々に付ける、また、「様」の字が、住所の末尾より下にくるように配置するとバランスがよくなる。
[会社宛の場合]
営業部第二営業課
課長 令  和  元  男  様
1)全体の1/3のスペースに入るように書く。
2)[会社名と部署名]を一行目、二行目は[役職、名前、敬称]の順に書く。
3.表面のその他表記
脇付けや内容物の説明は、宛名より下の左下に朱書きします。
1.脇付けの意味
昔から定型郵便物の表面には5文字以内の文字を書いてよかったため、2文字で以下の意味をもたせ言葉を書く習慣があります。これを脇付けといいます。
「親展(しんてん)」-宛名人が開封してくださいの意
「重要」-内容が重要事項にかかわるので、慎重に扱ってくださいの意
「至急」-特に急を要する書類ですの意
「社用」-宛名人が不在/異動でも当該業務の担当者宛の意
2.内容物の説明
脇付け以外には、定型郵便物の表面には内容物の説明を記載できます。
それに用いるのが、「・・・在中」です。脇付けと違い文字数制限はありあせんが、「在中」は必須です。
例えば「写真在中」「申し込み用紙在中」など朱書きして注意喚起の意味をもつ。
2.速達の表示は、縦長の郵便物/ゆうメールなら表面の右上部に、横長の郵便物/荷物なら右側部に、赤い線(太マジック5〜6mm程度)を表示する。速達に相当する郵便切手を貼ればそのままポストに投函してよい。
4.切手の貼り方
切手は真っすぐに貼る。儀礼的な格式高い場合は料金に相当する1枚を貼る。他の場は多数にならない範囲なら問題ない。

洋封筒宛名(縦書/横書)の書き方

洋封筒宛名(縦書)の書き方

 切手 100-1000

東京都令和区令和一の五十番
 令和マンション 一号

令和元男様

洋封筒宛名(横書)の書き方

東京都令和区令和一の五十番
 令和マンション一号

令和元男様

切手


郵便番号

洋封筒宛名書きで注意すること

洋封筒の宛名も和封筒と基本は同じなので、ここでは、相違点と注意すべきことを説明します。
1.横書きの宛名書きの場合、切手は宛名と同じ向きに貼る(通常の縦書きとは左90度傾ける)。

社用封筒の印刷/書き方

社用封筒の長形、角形封筒の縦書きは基本は和封筒の書き方に準じますので、ここでは、会社宛の宛名の書き方を長形の横書き封筒で説明します。

長形封筒宛名(横書)の書き方

東京都令和区令和一の五十番
 株式会社 令和商事

営業部長

令和元男様

切手


郵便番号

社用封筒宛名の書き方/印刷で確認すること

1.長形封筒を横書きする場合、必ず右に入れ口がくるよう宛名を書く。逆向きだと縦たとき差出人が右側にきて、弔事の場合の書き方となるため、不吉な印象を与えるおそれがある。
2.住所はなるべく1行に収めるようにするが、やむを得ない場合は2行とる。
3.会社名と部署名を住所の行を改行して隣の行の頭合わせで書く。また、(株)のように会社名/部署名は省略しない。
4.宛名の上に役職名を書くが、役職名が長い場合は役職名を書き、改行してから役職名より大きい字で宛名を書く。
5.差出人は、社用封筒では表面に書く欄がある場合、そこに書く。ない場合は、例のように封筒裏面中央の下に書く。

ハガキ宛名の書き方

縦書きハガキ宛名の書き方

切手  100-1000

東京都令和区令和一の五十番
 令和マンション一号

令和元男様

東京都平成区平成一丁目一番一号
          令和 太郎

令和元年五月一日

縦書きハガキの表面で確認すべき点

1.宛先住所は、郵便番号欄と右端から1.5文字分あけて書き出し、窮屈にならないように区切りのいいところで改行する。2行目は1行目より一文字程度下げて書き出す。
2.宛名は、左右中央の位置に他より大きな字で、文字間隔を二分の一文字分あけて書く。連名の場合、姓が同じなら姓を省略してもよく、そのときは左横に隣の名の高さに合わせて書き出し、敬称は各々に必ず書く。
3.差出人住所氏名は、宛先よりやや小さい字で書く。
4.日付は、切手の印刷の左角の少し下から書く。裏面に書いてある場合は必要ない。

横書きハガキの表面の書き方

切手  100-1000

東京都令和区令和一の五六番
 令和マンション一号

令和元男様

平成区平成一丁目一番一号
令和 太郎   

横書きハガキの表面で確認すべき点

1.裏面の文章が横書きであること。縦書きの場合は、表面も縦書きにする。
2.宛先住所は、宛名の上に宛名1文字分あげて書き出し、窮屈にならないように区切りのいいところで改行する。2行目は1行目より一文字程度あけて書き出す。
3.宛名は、上下左右の中央の位置に他より大きな字で、文字間隔を二分の一文字分あけて書く。連名の場合、姓が同じなら姓を省略してもよく、そのときは左横に隣の名の高さに合わせて書き出し、敬称は各々に必ず書く。
4.差出人住所氏名は右下に収まりを意識して文字の大きさを調整して書く。
5.日付はスペースが限られているので、一般的に裏面に書くが、絵ハガキなどで裏面に書けないときには右下の端に書く。

宛名の敬称の書き方

宛名の敬称の書き方

1.「」-差出人が個人名で宛名も個人の私的な手紙/ハガキで使う。
2.「殿」-差出人が会社/団体名で宛名が個人の公用/事務用の手紙/ハガキで使う。事務用の内容で差出人が組織/団体名のとき、宛先が個人なら「殿」も使える。個人から個人の場合で「殿」を使えるのは、目下の人宛なので注意が必要。
3.「先生/教授/課長」-役職名は敬称の意があり、その下に様は不要。
客先の役職者へは「部長 ОΟОΟ 様」とするとよいでしょう。
4.「各位」-役職名は敬称の意があり、その下に様は不要。
各位とは、「各々のみな様」の意味で複数の個人を示すため、個人が特定できない会社宛は「御中」を使う。
なお、「お客様 各位」は厳密には誤りだが、「お客+様(接尾辞)」というより、「お客様(一語の名詞)=顧客」という認識が広く認知されているため、使うってもよいでしょう。
5.「御中」-会社/団体宛に使う。例えば「ОΟО株式会社 人事部 御中」

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